2014-10-21
よかった! NO 3988
深夜に点滴が終了し、今朝から食事が出ることになった。昨年の8月と12月の絶食を終えて出された食事は「重湯」と出汁だけの「味噌汁」だったが、今回は朝食から「全粥」だったので意外だった。
それだけ回復しているという結果だろうが、来室された先生が退院後の食事に気を付けるようにアドバイスをいただいた。
夜勤当直の看護師さんは男性だった。「看護婦」という言葉が言われなくなって随分経つが。男性看護師さんも多くなっている。
入院してから10人ぐらいの看護師さんのお世話を受けたが、半数ぐらいの方が前回の入院のことを憶えられており、「少しお腹が減っこみましたね」との言葉が嬉しく感じた。
「シャワールームを使用されますか?」と聞かれたが、数日後に退院出来るみたいなので銭湯に行くのを楽しみにしている。
「よ く入院するね。でもいつも戻って来るからいいわ」と言われる銭湯の女将さんの顔を思い出す。昨年の年末に入院した時の発病を感じたのは銭湯内だった。北海 道講演へ行き東北旅行から帰阪してからすぐのことだったが、それが土曜日の夜で月曜日まで我慢したのが悪かった。月曜日の朝に医院で採血された結果が判明 したのは夕方のこと。この時間の経過が症状を重くしたみたいで鉄道病院に入院した時は相当悪化していた。
その後現在の病院に転院することになったが、その時に体験した11日間絶食は大変で、二度と体験したくないと思っていたらちょっとした横着で再発してしまった。
しかし、今回は前回の体験から異変を感じた時から自己判断で絶食に務め、次の日に採血結果を聞いたら最悪だったが、入院するとすぐに数値が下がってくれたので安堵した。
お蔭で病院での絶食は2日間だけとなったが、こと病気に関しては初期対応が重要ということを再認識した。
これまでの人生で10回目の入院となった今回だが、「幸せ列車」の管理人さんがコラムで「大台に」なんて書いておられた。多くのメールや電話を頂戴して恐縮だが、もう安心で数日後に退院予定となっている。
入院中、「まぐまぐブログ」久世目線の原稿を書いておいた。加盟する協会のHPでは私の愚書の中で、小説「葬儀屋七万歩才のあの世の旅」とエッセイ「悦生」の2冊の電子版が見られるようになった。
発刊してから30年以上経過した小説だが、数年前にネットのオークションで信じられない高額な取引があったことを知って驚いたが、ご興味があればご笑覧を。
今日の写真は病院食の昼食。味を感じることの素晴らしいことに喜びを感じている。