2011-10-06

こんなことも  NO 2714


 午後11時33分頃、熊本県で震度5強の地震が発生したそうだが、大きな被害がなかったようで安堵した。

  熊本県には親戚や友人が多く、何度も滞在したことがあるので他人事とは思えない。震源地は菊池とのことだったが、不謹慎なことだが、ふと友人がメンバー だった菊池高原のゴルフ場のことを思い出した。何度かラウンドしたことがあるが、パー「4」の名物ホールの印象が強烈で、フェアウェイの中心に那智黒石の ような大きな岩があったのを憶えている。

 震度4と情報があった「大津」だが、熊本市内のホテルで行われた講演に行った際、次の日に主催者側のコンペが大津カントリークラブであり、始球式をさせていただいた記憶も新しいところだ。

 大津は素晴らしいコースで、その後、大阪の友人達とラウンドしたこともあるが、全員が阿蘇の雄大な景観に驚嘆していた。

  大津には剣豪宮本武蔵にもつながる有名な杉並木があるが、過去に阿蘇高原ゴルフクラブに宿泊した際、夜中から振り出した驚くほどの豪雨に危険を感じ、早朝 にホテルを脱出。国道57号線を熊本市方面に向かって下ってきたら、途中ですれ違った車はパトカー、消防車、自衛隊の救出に向かう車だけ。熊本と大分を結 ぶ豊肥本線が一年間不通となった豪雨災害の日であった。

 その時、杉並木の道路も冠水し、並行する豊肥本線の線路も完全に水没しており、30分脱出が遅れたら、大変なことになっていたことを後から知ってぞっとした。

  それから10年ほど経った頃、ライオンズクラブの記念旅行があり、次の日だけ参加する3人で熊本空港へ向かったが、現地の天候が悪いとのことから、機内で 福岡空港に着陸するかもと放送されたのでびっくり。同行してメンバーが「どうしたらよい」と不安がるので、九州内はお任せを、福岡空港からならレンタカー で行けると答えたらびっくりしていた。

 その飛行機、何とか熊本空港に着陸してくれたが、阿蘇プリンスホテルに向かうタクシーは土砂降りの中の走行。目的地について大雨の中でラウンドしたが、ハーフを終えた時点で終了となり、それでもコンペを成立ということで「39」でラウンドした私が優勝した思い出もある。

  そんな訳で、この地域に行くと大雨に遭うのだから不思議である。ついでに書いておくが、国道57号線立野から高森に向かい、阿蘇の裏側にある温泉を友人に 勧められて行ったことがあるが、山道に入ったら恐ろしいほど狭い道。対向車が来たらどうするのか心配の道中。その温泉「垂玉温泉」の山口旅館は確かに秘湯 として素晴らしかったが、次の日の朝から雪。立野に戻って大観峰に上がったところから積雪となり、やまなみハイウェイで別府向かうのを変更して熊本へ戻っ たこともあった。

 タイヤチェーンを携行していたが、ひょっとして、そのまま走行していたら遭難していたかもと考えるほどの大雪。後で「やまなみ」では30センチ以上も積雪して通行止めだったことを知り、判断によって危険を回避した結果につながったので幸運だった。

  冬の山沿いは天候の変化に備えなければならない。水、食料の携行も重要なこと。中国自動車道には「ゲリラ雪に注意」という情報看板があちこちにある。積雪 で通行止めになり、途中のインターで降ろされたことが何回かあり、千代田そして三次もあったが、そこから2号線までの国道走行が大変だったことも体験して いるし、台風の襲来から山口インターで降ろされたことも懐かしい。

 訪問くださる皆様に情報として書いておきますが、ノーマルタイヤで積雪ゾーンへ車を乗り入れた際、発進する時にタイヤを空転させたら滑って脱出出来なくなるところから、サイドブレーキを半分ほど引いた状態でタイヤを転ばせれば動けますのでご参考まで。
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