夜食にチキンラーメンを久し振りに食した。どんぶりで３分待つやり方を変更し、鍋で作って玉子１個をとじたものだが、チキンラーメンがこんなに美味しいとは思ってもみなかった。

　確か私が中学生の頃には存在していた筈。当時は一袋３０円だったと記憶しているが、よくぞこんなユニークなもの発想したものだと拍手を送りたいし、世界中で天災で被災した人達に提供されているそうで。多くの人達に歓迎されて命を救っているとも知った。

　さて、日本航空の再生への「かたち」が見えてきたようであるが、決して世界不況が原因でないというアドバイザー組織の言葉に納得、企業努力が見えず、親方日の丸の上に胡坐を掻いていたこれまでの姿勢を変えざるを得ないだろう。

　 １９日付け夕刊もテレに番組欄の下に旅行の宣伝広告が掲載されていた。鹿児島県の指宿温泉２泊と屋久島をコースに入れ、朝２、昼１、夕２の食事、砂蒸し温 泉入浴料、バス代、高速船料金などが含まれて４９８００円～５４８００円。勿論飛行機代も入っているのだが、この予算の中でいったい幾らを航空会社に支払 うのかは不明だが、エージェントである旅行会社お現実も厳しく、日本航空の経営状況の悪化もひつぜんのような気がした。

　その上に「ＡＮＡで行く上海３日間、なんと２５０００円」という広告にもビックリ。全行程食事付きのいうのだから理解出来なくなってくる。

　２１日付けの夕刊にも凄いのがあっや。「上海３日間、２人で５００００円」というもだから信じ難いが、サーチャージ込み価格と提示しているのから驚きだ。

　長春、瀋陽、大連、旅順の５日間で「４９８００円」というのもあった。これの１１回の食事代が含まれているとは眉唾ではないかと疑ってしまう。低価格で外国へ行くのは結構だが、「日本人はマナーが最高！」と賞賛の声が出るような紳士淑女でありたいものだ。

　 ＮＨＫクローズアップで低価格を「売りもの」にする旅館がぞうかいしているそうだ。一泊２食付で７８００円や８８００円があり、若い女性をターゲットにし ている企画をコンセプトにしている向きも見られるが。コスト削減のために部屋食を止め、すべてバイキング形式となっているようだった。
　
　一年ほど前だったが、友人達と九州へ出掛けたが、その時に宿泊した宿は高価格を納得の上で部屋食をお願いした。お陰で夕食は豪華だったが、朝食のバイキングは最悪、夕食のバイキングを想像しながら安堵した思い出となった。

　 今日の結びにテレビで比喩されるように紹介されていた言葉を書いておこう。それは、タイの国の考え方で、天国は幸せ、地獄は苦労と説いているものだが、地 獄では腕よりも長い箸で口に運ぼうとしてもうまく行かず、一方、同じ長さの箸を使う天国では幸せになっており、その光景は箸を互いに口に運んでいたのであ る。