2007-12-14

朝令暮改?  NO 2063


 我が大阪府の知事選候補者問題が喧しい。弁護士でタレントの橋下氏が出馬表明をされたからだが、自民党側から要請された際に「有り得ない」と否定されていた映像からは予想もしなかった出来事。府民の間には「それはないだろう!?」という声が強いようだ。

 テレビや新聞のニュースもまるで「タレント」扱い、本人の「やしきたかじんさんに言われて」発言や「島田伸介」さんのエールなどが選挙そのものの価値観を下げてしまうような感じを抱く。

その知名度からすると当選パーセンテージが高いとの分析もされているが、誰が当選しても現在の元気のない大阪の活性化を願いたいものである。

 僻み根性と言われたらそれまでだが「お笑い」潮流の大阪は、東京人から嘲笑されている節がある。それらは過去にお笑い芸人達が当選してきた歴史があるからだろうが、最近に流行の「品格」だけは忘れないで欲しいものだ。

 知人の娘さんが結婚されるが、相手さんは神戸の人。新郎新婦は藤原則香さんが披露宴をされた「ホテル オークラ神戸」をと考えられていたが、新郎のお父さんのひとことで大阪市内のホテルになった。

「品格に欠ける行為を許したホテルの姿勢が気に入らない」とのことだったが、熱く語られた「芸能人」と「芸人」の言葉の違いに妙に納得をしてしまった私である。

  この数日の間に読んだ新聞に「テレビ批判」の記事が多かった。週刊誌に書かれていた「ゲテ物のオンパレード」や「何でもあり」とまではなかったが、関西系 のお笑い人の低次元な内容や、番組の中で人気芸能人に媚を売る姿勢が見苦しいという指摘もあり、「なるほど、そう言えば!」と、思い当たる光景が幾つも あったことに気付いた。

 元NHKアナウンサーからフリーになった人達への風当たりも強いよう。如何にも「受けなければ!」という見え透いた発言や仕種に見苦しさを感じる。そう言えば、本家であるNHKの若手アナウンサーのミスも目立って多くなっている気もする。

 馬鹿を演じたり裸を売り物にする一発芸で「人気」を博することもあろうが、政治や公的な組織団体では「任期」という重大な責務がある。

「子供に明るい笑いを」という発想は理解出来るが、「子供に笑われる」府政と不正は許されない。果たして我が大阪の将来は?
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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