2007-09-06
価格破壊の裏側に? NO 1965
過去に何度か献血をしたことがあるが、いつも血管が出難いタイプなので大変。担当の看護師さん達に苦労を掛けている。
昨春に入院した時、毎朝採血にやってきた看護師さんが嘆いたほどで、新人の看護師さんが2回続けて失敗し「ごめんなさい」と戻ってしまい、しばらくすると上司が「申し訳ございません」と担当を代わってくれた出来事もあった。
ずっとお世話になっている自宅前の医院だが、先生の奥さんの点滴や採血のテクニックが「うまい」と評価が高く、これまでに何度か体験した私も<確かに!>と感じている。
朝から採血検査のついでに栄養剤の点滴を受けてきたが、担当くださった奥さんが血管を探しながら「あのね、あなたの血管は針を痛く感じる部分しか出て来ないから難儀なのよ」と言われ、刺される場所で痛みの度合いが異なることを初めて知った。
続いて日課の整骨院に立ち寄ったが、方から上腕部の痛みがずっと改善せずに参っている。上述の採血も炎症の有無を調べるためのものだが、ちょっと強めの薬を処方され今日の朝から服用を始め、効果を期待しているところである。
こんな私の症状を知られた方々から多くの情報メールをいただくので感謝の毎日、ヨガ、古式、タイ式、カイロなど様々だが、今日は「タオ指圧」という世界があることを初めて知り、ネットで調べたら興味深く感じることに。
3ヶ月ほど著名な整体の先生のお世話になったこともあったが、どうも慢性化してしまっているようで成果につながらず、今や「誰か助けて!」というSOS「状態」にあり、それらが内面にある「情態」から「常態」化のような気がしている。
モンゴルに帰った横綱のニュースに温泉治療が出てきたが、泥を塗る治療に効力があるように感じてしまうのは患者が陥る欲求なのだろうか。ふと指宿の「砂風呂」の存在が頭に過ぎった。
そんな中、妻が台風情報を心配している。格安旅行の名人と称される友人グループから誘われ日本海の船旅に出掛ける予定で、ひょっとしたら欠航で中止になるかもしれないからだ。
最近、信じられない予算の旅行企画が流行のよう。<どうなっているの?>というようなパンフレットがいっぱいあり、それらが大手旅行会社の主催なのでただびっくり。ひょっとして航空会社やホテル、旅館に無理強いで泣かされているのではとも思ってしまう。
ゴルフ・パックもそんな格安が次々に登場している。一昨日に友人から誘われたパックだが、大阪から高速で約2時間という温泉に宿泊し、2ラウンドで2万円でお釣りがあるというのだから驚きの価格、肩の痛みがなければ同行したい勧誘だった。
物の販売や施設の利用は低価格が理想で歓迎だが、世の中にはそれだけでは見えない部分が秘められていることも知るべき。ゴルフ場ではキャディさん不要で仕 事を奪い、その影響で荒れたグリーン状態もあるし、100円ショップの流行で泣かされる製造生産者がどれほど存在するかも考えたいもの。
我が業界にも低価格を売り物にする業者が増えたが、大切な方の葬儀なのに「処理をされたみたいに感じた」と後悔される遺族の存在があるのも事実。それら は、それこそ二重の悲しみと言えるだろうが、こんな情報社会の時代、そんな業者を選択された側にも問題があったと考えるべきかもしれないだろう。