2006-04-01
やっと再会 NO 1463
減塩味の昼食を進めているとお客様、誰もが知る議員さんでびっくり。入院を昨日に知られたそうで、ご本人わざわざのお見舞いに恐縮。
この1年の病気の顛末をお話し申し上げると「寿命が間違いなく伸びたね」と仰り、手術決断に「正解」だと賛辞のお言葉を頂戴した。
午後から自宅近所の女性会役員さん達が来室、その中のお一人が過去に大手術を受けておられ、その前向きな日常生活を伺って心から拍手を送りたくなった。
皆さん明るくて素晴らしい女性、病室が久し振りに華やいだ雰囲気、何か一気に退院したくなったひとときだった。
外が薄暗くなり<ぼちぼち夕食タイム?>と思い出した頃、入り口でごそごそする音が聞こえる。扉が開いたのに誰も入って来ない。<!?>とベッドから身体を持ち上げると、そこに孫の姿が。いかにも恥ずかしそうに後ずさりする身体を娘に押されながら入って来た。
2年振りの再会である。ずっと英語の生活をしていたので心配だったが、日本語も忘れていなかったのでホッとした最初の発言が「お爺ちゃん、お腹切ったの?」であった。
「この子が二人目の孫です」と、アメリカで誕生した女の子を娘から手渡されたが、抱くと同時に泣かれたのですぐに託することに。
女性は段々と母親に似てくると言われているが、娘の容姿を目に驚き。ちょっと真剣にダイエットをと思うぐらいに変貌していた。
孫達との対面、それは手術成功が何より嬉しい実感となる願いであった。通園、通学などアメリカでの生活はHPで把握していたが、こうして帰国してきた姿に何か特別なたくましさも感じることになって安堵、傷口の状態がまた一段と良くなったような思いが。
振り返ってみれば不摂生な生活で過ごして来た私、その集大成みたいな病気になって手術を受けたのだが、今、病院の中でこれ以上の健康生活はないという日々を過ごしている。
今日は2000歩以上歩いたが、明日は少し歩幅を広げてスピードアップに挑戦する。そのスピードアップこそ、退院に至るキーワードなのである。