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2003-09-07

『独り言』のえにし    NO 539

あるホテル関係者からメールを頂戴した。互いの「えにし」は、この「独り言」。

 この方も「独り言」を発信されておられるとのことで、さっそくページを拝見させていただいた。

 俳諧の世界を感じるような見事な文章表記。そこに織り交ぜられたユーモア。私は、思わず身震いする衝撃を受けると同時に、自身の駄文の列記に羞恥を抱きながらこの原稿を打っている。

 互いの独り言のページは、「ホテル 独り言」で登場する。

  「2週間ほど前、久し振りに更新し、送信確認をするために『ホテル 独り言』を検索いたしましたら、自分のページのすぐ下に、初めて目にする文字を見て びっくり。『社葬・ホテル葬・自由葬・大阪高級葬儀』・・・<どうして葬儀がホテルのページに?>と、正直に申し上げて驚き、覗きたい気持ちがありました がクリックいたしませんでした。そして、昨日、何か気になってページを検索したら、貴殿の独り言がトップページに。そこで再度驚いてクリックボタン。開け てびっくり玉手箱・・・・」

 この方が何より驚かれたのは、私の「独り言」の文章の長さ。「独り言」とは短い筈。その常識外れがユニークとも書かれ、バックナンバーに挑戦中ということで結ばれてあった。

 「ホテル 独り言」を検索してみると、4万件以上のページがあった。

支配人、シェフ、スタッフなどホテル関係者だけではなく、ホテルを利用されたお客さんの感想や旅行日記まで登場し、訪問してみるとそれぞれに味があり、面白くて勉強になるが、あちこちを訪問すればするほど文章を打ち込む気力が萎縮してしまう。

 しかし、現在まで訪問したページの中で、「量」では私がトップ。その「独り言」の常識外れだけが売り物みたいだが、そんな思いをスタッフたちにこぼしたら、「長過ぎますよ。非常識ですよ」と追い討ち。

 そんな中、女性スタッフがひとりだけ、やさしい慰めの<投げ遣り的>言葉を出してくれた。

 「長かってもいいじゃないですか。訪問される方が判断され、嫌だったら二度とアクセスされませんから」

 生きた証で始めた「独り言」。

それは、今、スタッフの中では、私の道楽となっている模様。しかし、死を迎えるまで続けるつもり。

 
メールをくださったN様。明日、返信申し上げますが、取り敢えず、この独り言で御礼の一筆とさせていただきます。有り難うございました。
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