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2004-04-04

雨に泣く「はな」   NO 753

今日は、朝から大変だった。

 日曜日は、満中陰や一周期の法要が集中し、花の配達も多いが、桜のシーズンを迎え、あちこちの公園や地域の会館で「お花見」が催され、椅子やテントの貸し出しも重なっていた。

 夜中から振り出した雨、それが我々のスケジュールを混乱させた。外で予定されていた花見会場が「急遽室内で」という変更も多く、「傘立てを貸して」という電話も数本。スタッフが何人も本業から離れることに。

 今日の葬儀の担当者、明日の葬儀の担当者達が式場に向かうが、午前中はそれぞれが限られたスタッフでの対応を余儀なくされた。

 朝からナレーションを創作していた私だが、引っ切りなしに掛ってくる電話に翻弄され落ち着かず、起草するのに影響が。しかし、何とか手抜きとならず、まあまあという程度のものですべてが間に合った。

 私は、知人から紹介されたお方の葬儀を担当。お寺で行われたこの葬儀、雨の中に多くの会葬者。ご出棺前のお別れのひとときにご近所や友人の方々が大勢入られ、ご本堂がいっぱいに。

 故人には男のお孫さんがお二人おられたが、今春、大学と高校へ入学。ご本人のデスクマットに置かれていた1枚のお写真、それは、お二人が写った平成5年の年賀状。女性スタッフが表と裏を合成拡大し、メモリアルボードの一枚に飾られた。

 そんな葬儀のナレーション。本堂の階段を上がった縁側で担当したが、思い掛けない冷え込みに身体が震え、声の調子にまで影響を及ぼした感。ちょっと反省モード。

 夕方、あちこちの片付けに回っていたスタッフ達が戻ってきた。雨が上がって青空が見え始めたのは午後4時を過ぎた頃。どこの花見も文字通り「散々」だったそう。

 この数日の強風、そして雨。足元の悪いところで花見は大変。桜の下には「ゴザ」が似合うが、今年の大阪の桜は残念な結果のよう。余儀なくされた室内からの観桜は、花より団子ということに。

 さて、数日後、日本トータライフ協会に加盟する神戸のメンバーが大阪に来る予定。両社の幹部社員が研修を兼ねて食事会。会場は私がメンバーとなっている風変わりなレストランと決まった。

このレストラン、過去に九州、四国、名古屋、東京、北海道のメンバー達を伴ったことがあるが、その全員が「!?」の世界。神戸の皆さんも、きっとそうなると予想している。

 今日の冷え込みで、また腰痛のぶり返し。

明日の葬儀、どうしても司会を担当しなければならないお方がある。故人は数年前まで地域の重職をつとめられており、葬儀委員長を何度もご経験。火葬場までの往復の車内でよくお話を伺ったことが懐かしい。

 明日の朝からナレーションを創作し、その内容次第でナレーターを女性スタッフとも考えているが、伴う予定の2人の女性スタッフのどちらも風邪気味。彼女達の机の上に置かれてあった「のど飴」が気になった。
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