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2004-05-15

お葬式「割引」   NO 793

飛行機嫌いな私だが、北海道や沖縄となれば搭乗せざるを得ない。

 日々の仕事の中で、その日の前日にしかチケット手配が不可能という事情から、いつも正規料金というのが勿体なくて腹立たしいところも。

 当日の飛び込み搭乗なんて、空席を埋める役割存在になる筈だが、それが正規料金とは何か矛盾を感じてしまう。

 新聞を見ながら「全国どこでも5000円」とか「早割り」なんて広告を見ると、自身の行動環境の非合理性に嘆きも。

 さて、上述したことから、ある提案をしてみたい。

 親戚や知人の訃報があって弔問や会葬に駆けつける。毎日、そんな人が全国にどれだけおられるかを考えると膨大な人数になるだろう。

 その方々の大半が「正規料金」となっている筈。悲しみの胸中にありながら、大きな経費の負担が生じる。何とかならないのだろうか。

 そこで提案だが、「お葬式割引」という制度を企画してくれないだろうか?

 往路は正規料金として、復路にその証明があれば割引として差額を変換し、弔問、参列の場合の特別料金を設定すること。

 その証明には、規定用紙を設け、葬儀を担当していた葬儀社の捺印と共に、日付け入りの会葬礼状の添付とする。

 日本航空、全日空さん、どちらか真剣にご考慮いただけないでしょうか?

 人生最後の「旅」とも言われる葬送の儀式だが、空の「旅」の専門家である航空会社に是非設定願いたい「弔問割引」「会葬割引」

 弊社が加盟する日本トータライフ協会なら、こんな問題提案にすぐにでも協力出来るパワーがあるのです。トラベル・エージェントさんもお考えくだされば有り難い問題。ここに謹んでお願い申し上げる。

 全国の多くのホテルが偲ぶ会、お別れ会、社葬など、ホテル葬サービスに積極的に取り組まれているが、会場の提供と食事という「おもてなし」だけが売り物みたいで、ホスピタリティとは程遠い感を抱いている。

ホテルの葬送サービスなら、上述のことまで構築しなければ完成しない筈。「大変ですね。ご宿泊は、お葬式割引がございます」

 社会の賛同と歓迎を頂戴するサービス、それは、21世紀の何より重要なキーワード。日本トータライフ協会は、今、そんなことまで真剣に取り組んでいるのです。
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