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2004-06-21

大変な日だった   NO 828

彦根付近の架線事故で新幹線が止まっていたが、風雨の強まっていた午後の時間、伊丹から成田への飛行機が飛んだそう。

 これでサンパウロ行きの便に間に合ったよう。今頃、太平洋上空をロスアンゼルスに向けて飛んでいるだろう。

 四国の室戸岬から明石付近に再上陸した台風6号だが、被害やとばっちりを受けた人が多かった筈。孤島の状況になっていた関西空港、知人を迎えに行っていた友人も参っていた。

 私が担当の葬儀、風雨の強まる前にご出棺となってほっとしたが、片付けの頃から降り出した激しい雨。スタッフ達が全身びしょ濡れだったと聞いたし、お骨あげの時間帯が大変だったみたい。

 飾られたご遺影が印象的、笑顔でピースサインのポーズ。ご本人お気に入りの写真だったそうだが、デザインされた花祭壇とマッチしていたように思った。

 お柩の上に数十羽の折鶴が置かれている。色とりどりの折鶴が、お孫さん達の感謝とお別れのメッセージで、最後のプレゼントということを責任者から聞き、その旨を謝辞のフォローに入れさせていただいた。

 今日は、不思議と携帯電話がひっきりなしに掛かる日だった。九州、広島、姫路、名古屋、東京などからは、<台風見舞い?>と思ったらさにあらず、すべて仕事の話だったのでびっくりした。

 そんな中、東京のテレビ局から取材依頼もあった。世の中の高級品を特集するそうで、葬儀の「高級」で是非という企画みたい。

 こういうケースがこれまでに10回ぐらいあったが、広報担当スタッフがすべてお断りをしてきている。

 来月初めに行われる名古屋、東京での偲ぶ会のイベントだが、多くの取材申し込みが入っているよう。

それらは実際に体感される形式であり、興味本位で取り上げられる危険性が低いと予想している。

 ぼちぼち、ホテル社葬のセミナー資料を考えなければならない。偲ぶ会、お別れ会など社葬形式が何十種もあるが、これからの時代をテーマに進めたいとは思っている。

 今日は、新幹線だけではなく近鉄特急も運休していた。こんなことが名古屋行きと重なったら大変だ。取り敢えず天気予報で台風の発生に気をつけよう。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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