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2004-07-10

安全運転   NO 846

昨日に辛口な表記をしたが、その最たる「物言い」は、今回のイベントで行われたセレモニーが、何千通りの中の「ひとつの例に過ぎない」という伝達が薄かったこと。

 百人百様の人生があるように、送られる「かたち」も百人百様があるのではというテーマの説明はあったが、それが確実に皆さんに伝わったのかが疑問。

 レストランで行われる「偲ぶ会」は、こんなパターン? そんな誤解が生まれていたとしたらもったいなく、この部分での総合プロデュースに反省材料がと呈したい。

 さて、行程1700キロを走行。東京都内を除いて大半が高速道路。車の性能アップと道路建設技術の進化からか、100キロで走っていると追い越されることが多い。

 トラック、バス、軽自動車が120キロ以上のスピードで走っている。特に3車線の道路では、自分がどのレーンを走るべきかの判断も大切。いつも前方で突発的な事故が発生した際の想定や、後方車の存在を把握しながら臆病に生まれる慎重運転を心掛けた。

 景色で印象に残るのは、過去にも書いた「妙義山」。日本三大奇勝のひとつというが、上信越道の碓氷軽井沢インターと松井田妙義インター間に見える光景は、是非往復でご体感いただきたい世界。とてもこの世ではない風情を感じる筈である。

 榛名山、駒ヶ根、アルプスの山並みも絶景だが、中に怖い体験も。

 8キロを超す長さで有名な恵那トンネルだが、追い越し車線を走行中に何度か水が落ちてきて驚いた。

 <亀裂?崩壊の兆候では?>との恐怖感に襲われたが、<地震でも発生したらどうなるの?>と、思わずアクセルを踏んでしまうことに。

 今年になってからブラジルに関係する方々とお会いすることが多かったが、大らかなお人柄が共通されている。「狭い日本、そんなに急いでどうするの?」という交通標語があったが、ブラジルを訪れた日本人は、そこで初めてその意味を実感されるだろう。

 今日は、3名のスタッフがNPOの集いに招かれた。葬送の現実がどのようになっているのかをテーマにした話し合い。私が行けば一方通行の講演になってしまうし、出張の中でもあり彼らが担当してくれたが、現場のプロ達も客観的な皆様と接すると意外な発見につながるもの。

 素朴な疑問に様々なヒントがある。それらを昇華すれば新しいサービス提供が可能となるが、一般の方々とのこんな交流は、スタッフを育ててくれる素晴らしい機会だと感謝しており<うまく運んだのか?>と心配しながら、後日の報告を楽しみにしている。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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