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2004-07-18

携帯電話、変更します   NO 854

このコラム「独り言」、写真が少ないというご指摘が多い。全国へ出掛けているのに「どうして?」というメールも頂戴した。

 <カメラを持参してきたらよかった>と後悔ばかりしているが、「もったいないです」とスタッフ達。ついにカメラ付きの携帯電話を与えてくれることになった。

 しかし、携帯電話の申し込みも簡単ではないそうで、本人確認から健康保険証を提出したら、「公共料金の領収書を」と言われた。

 伴っていたスタッフから「免許証ならOKですよ」と教えられ、すぐに解決となったが、オプション機能について「掛けることと掛かってくること。そこに写真が撮影できるだけでよい」と応えると、店の人が怪訝な顔をされた。

 「メールのアドレスは、如何ですか?」とも訊かれ、「メールはパソコンでしかしませんから」と返したので、きっと<変なオヤジ>と思われただろう。

 メーカーが異なり電話番号が変わることに。私の携帯番号をご存じのお方には、数日後の返却までにお知らせいたしますが、取り急ぎここでお知らせとさせていただきます。

 新しい電話、写真を撮るには説明書を読まなければならず、600ページにも及ぶ説明書、開くだけでも苦痛を覚える。

いつまで経ってもITオンチの私。こんな性格では、これからの生涯で進歩することはないだろうが、<時代の流れに取り残されるかも?>という危機感だけは抱いている。

 夕方、ドライアイスのメーカーさんが配達にやってきた。社員が「涼しいでしょう?」と言うと、「どこでもそう言われますけど、冬もあるのですよ」と返された。

 人生は四季、誰かがそう言ったが、「うららかな春、日盛りの夏、すがすがしい秋が過ぎて寒さに震えた冬」、そんな司会のフレーズが頭を過ぎる。

 スタッフ達がミーティングをしている。あるお婆ちゃんのお葬式、祭壇のカラーイメージがテーマのよう。清楚、上品、白基調、紫アクセントという言葉が耳に入る。

 葬儀にあってカラー・コーディネートは重要なこと。メモリアルボードや追憶ビデオの制作イメージにも関係するし、あちこちに立てる式場案内看板にも表現して伝えてあげたいこと。

 人生は百人百様だが、葬儀も百人百様の時代に突入した。

多様化してきた個性化ニーズはグローバル。そこには技術だけではなく、感性あるプロデュースパワーが重要だろう。

 そうそう、朝から九州の葬儀社の社長から電話があった。司会トークに花言葉と万葉集を考えたとのこと。<勉強しているな>と思いながらアドバイスをしておいた。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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