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2004-07-15

美しい取り組み  NO 851

テレビのニュースが伝える新潟県の水害は、想像を超える恐ろしい状況だった。

 決壊した川の両側の市町村、その責任者が判断した避難勧告にも明暗があったようで、今後に大きな教訓を残したようだ。

 今日の大阪も暑かったが、岐阜県の一部では38度を超えたそう。

一挙に梅雨明けを感じる酷暑の一方で、大雨被害の地がある。人間は、自然に対して「もっと謙虚に」ならなければと警鐘してくれているように思えてならない出来事では。

 さて、友引の日の葬儀、私の大先輩がご出立をされた。

 後ろ髪を引かれるような思いでご出棺を見送り、着替えのために急ぐ。事務所からやってきたスタッフが乗ったタクシーを待ち、大阪の中心部に向かう。

 堺筋が大渋滞。系統式の信号が何度も変わるが、車が全く流れない。やきもきしながら地図を見て途中で御堂筋の方へ曲がることに。

 その選択はラッキーで、そこからスムーズに進むことになり、目的のビルの裏側で降車した。

 受付で社名を告げて9階に。会議の部屋には神戸「公詢社」の女性スタッフが先に到着されていた。

 主催者側さん、過日に東京でお会いした女性もおられた。お詫びとお礼を済ませて本題に。我々の業界では画期的と想像する制服の討議に入る。

 私の勝手な判断で公詢社の社長にお願いしたキャスティング。それは、思ったとおり積極的な発言につながり、制服に「こだわる」葬儀社の「らしさ」が会議に活かされる結果となったと信じている。

 伴った弊社の女性スタッフだが、デザインされた数着の制服に興味を覚えた様子。男性の私には分からなかった意外なチェックポイントがあることも教えられた。

 やがて手元に配られた企画プランナーのコンセプトを拝見し、このプロジェクトの本気モードが改めて伝わってきたが、個性化、多様化の言葉の表記があっても現場のイメージだけは実感しなければ理解し難い世界もある。

 そんなところから僭越な発言をしてしまったようだが、それが何を伝えたいのかを後日にご体感いただくことを提案し、取り敢えず失礼させていただいた。

 知らない分野の方々が新しい世界に挑戦されている。知恵を絞りあって喜んでもらえるもの、歓迎されるものを創作されている。そこにはそれぞれの分野のプロのパワーが結集されるだろうが、美しい「かたち」を創造するまでの姿勢に、また美しい世界を感じるものでもある。

 神戸「公詢社」さん、ご協力有り難うございました。
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