2004-09-26
ホテルの部屋から NO 924
東京に向かう前、朝からスタッフに資料のコピーを頼んだ。お陰で少し出発が遅れる。
疎開道路で乗ったタクシー、何度か乗ったことのある運転手さんで、私のことを覚えてくれていた。
「また、出張ですか? 今日は何処へ?」そう言われ、前回に乗った時のことを思い出し、話が弾んだ。
新大阪、<間に合うだろう?>と思っていた博多からの「のぞみ」に間に合わず、新大阪始発の臨時の「のぞみ」に乗った。
博多からの列車は2分だけの停車時間だが、始発となれば入線時間が15分ぐらい前。それだけ早く車内に入ることが出来、停車中にメールのチェック。それぞれに返信を済ませておいた。
いつも500系か700系だが、今日の列車は300系。私は500系が好き、なぜならシートに枕が着装されているから。
青春時代に起こした交通事故、その後遺症のある私。頚椎の部分を枕で調整可能が助かるから。300系、700系にはそれがなく、転寝をすると手がしびれることが多いので、今日は持参していたイヤホーンで音楽を聴いていた。
新幹線開通40周年記念というJRのオディオサービスの曲、山口百恵さんの「いい日旅立ち」がイメージマッチ。続いてケテルビーの作品集にチャンネルを。
昨夜の雨が上がり、名古屋までは車窓風景がはっきりと見えるが、東上するに従って雲が低くなり、富士川鉄橋付近で見えてくる筈の富士山も雲の中。製紙工場の煙までしか見えない。
予定の降車駅「品川」に定刻に到着、在来線で新橋に行き、そこからタクシーでホテルに向かう予定をしていたのに、勘違いをして品川駅前からタクシーに。お陰で所要時間が
20分ぐらい要した。
プロ達が全員揃っており、それぞれが宿泊する部屋のフロアに会議室がある。ここを24時間貸切で提供いただき、つい先ほどまで打ち合わせが続いていた。
「3時でも5時まででもいいですよ」という意見もあったが、私を含めて初老の人物のことを考慮し、やっと各自が自分の部屋に戻った。
さすがに一流と呼ばれるプロ達、提案されるテーマの中身が濃い。終盤には予想もしなかったシナリオ構成が完成しそう。
ちょっと空腹状態にあるが、服用した薬の影響で瞼が重い。<もう限界>と思いながら、これからもう一枚の原稿を書くことに。