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2004-12-08

セミナーのプレゼント  NO 999


 午後に携帯電話が鳴り、ラテン歌手である「西川 慶」さんがご来社。14日に開催のコンサートの音響チェックにお付き合い。ちょっとだけギターの弾き語りを聴かせてくださってシビレル。

 お茶を運んできた女性スタッフが固まっている。「凄~い」というのが帰られてからの感想。また「本物は違うだろう」と返しておいた。

 「生活に密着した音楽文化が生野区の『シーン』から始まるかも知れない。そんな兆しを感じている」とのお言葉、それが無性に嬉しくなって1月から2月へとスケジュールを押さえた。

  彼にはラテン歌手以外のお仕事も。役者や俳優さんを対象とされる発声レッスンだが、2時間の講義で、誰もがヘトヘトになるぐらいエネルギーを要するものら しい。それが身体の健康に素晴らしい影響を与えるそうで、年齢から想像できない若さを感じるし、イメージからすると私の方が老けて見られるかも知れない。

 そこで「健康発声法講座を是非当社で」とお願いし、ラテンコンサートの司会の中で生徒さん募集も考えているが、葬儀社内で「健康講座」というのも面白そう?

 「日本語は美しい言葉だが、発声の枠が上下前後することが少ない。だから横隔膜の活用に問題がある。それさえマスターしたら日本の歌手が世界で一番だ」ともおっしゃっていたが、その説得力に凄いパワー感じたひとときだった。

 昨日書いた料理会社の社長さん、この「独り言」へのお返しを書いてくださっていた。もちろん同業者への配慮から弊社名を伏せられたが、クイズバージョンというのが面白い。

 「隠れ家」に深夜まで閉じこもる。机の上は書類が山積み。明後日の「葬祭セミナー」の資料作りに追われている。

 セミナーの最中に昼食があるが、社会常識である1時間を逸脱して30分に短縮出来れば?と考えている。

 北海道、九州からご来社くださるお方もあり、少しでも講義時間をプレゼントすることになればと思っているが、「食後はコーヒータイムです」とおっしゃるお方があれば仕方がなく諦めるつもり。

 <何か印象に残るプレゼントを>と、ずっと前から考えていたが、結論となったのは「高橋三鈴」さんの招聘、特別ゲストとしてお願いした。少し体調を崩されているので心配だが、ご無理のない範囲内でと願っている。

 受講される方々のアンケート結果だが、「無宗教」「演出音楽」に皆さん全員がご興味を抱かれている。そこで皆さんが喜ばれるであろうゲストを迎えることにしたのだが、彼女の音楽を耳にされるだけで受講の意義に付加価値が生まれると確信している。

 今回は高レベルな楽器ではないが、繊細な指先のタッチ、そこから生まれる不思議な音楽の世界。それこそ「慈曲」空間として神変させてしまうパワー。受講者の中に司会者さんも多いが、彼女の演奏をバックにナレーションをされたら、きっと思い出が「お土産」になるだろう。

 人との出会いは、すべて「ご仏縁」。彼女との出会いも不思議な「えにし」。会っていなかったら「慈曲」の誕生は絶対なかった。

 しかし、そんな彼女を今回のセミナーに招聘した背景にも不思議な「えにし」が。それは、受講者のお一人である九州の女性司会者さんの存在。彼女が発信される「MAMADIARY」200号へのプレゼントの意味が大きい。

 1000号記念に開催する葬祭セミナー「久世栄三郎の世界」だが、こんなタイトル表記をするのは日本で私だけ。それだけ「変なオジサン」ということ。皆さんがその「意味」を感じられたら成功かな?と思っている。
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