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2005-01-30

躍動の時期   NO 1052


 長居競技場をスタートした大阪女子国際マラソン、トップの選手が弊社の前を通過したのはちょうど30分後だった。

 多くの応援旗や選手紹介パンフなどを関係者から頂戴し、玄関付近におられる方々に配布、「2階で放送を中継していますよ」と案内をする女性スタッフ達、予想以上に多くの方々が入ってくださり「わあっ!、でっかいスクリーン。映画館みたい」というお声を頂戴していた。

 100インチという呼び掛けで好奇心から入られたお方も多かったようだが、そのまま椅子に着席されて中継をご覧になる光景や、ベビーカーも多く、赤ちゃん連れの皆さんに歓迎されたようだった。

 大型スクリーンで困った問題がひとつだけあった。中継放送中に挟み込まれるCMタイムだが、そのボリュームアップの対応が大変。切り替わる度にレベル調整を余儀なくされたそうだ。

 マラソン競技は生と命の躍動を感じる。涼しい表情で通過する選手もあれば苦痛の表情もある。スタートから30分でトップと最下位に15分ぐらいの差があるし、最後尾を走る「選手収容車」と掲示された大型バス、体調を崩したのだろうが、すでに2人ほどの選手の姿が見えた。

白 バイ警察官も全員が女性で、子供達から「かっこいい」という声も耳に入るが、50メートル毎にコースを整理される警察官や警備員、またボランティアの方々 の人数も半端じゃないと想像しながら隠れ家に戻ると、「お客様です。社長にお会いしたいというお方が」と呼ばれて玄関へ。

 「久し振り、マラソンの応援見物に来たよ」と来社くださったのは、数年前に褒章を受けられたパーティーで私が司会を担当申し上げた人物。「ようこそ」と心から歓迎申し上げた。

 その後、選手が往路を通り過ぎた頃、私は隠れ家に別のお客様方を迎えて「現代お葬式事情」を話題にお話しを。

 ホテル葬、家族葬、無宗教に至った社会背景について映像を交えてご説明。ご参加の皆さんから「意識改革になった」とのお言葉が。

 企画室が多忙のよう、それぞれの思いを何とか具現化しようと動き始めたみたいが、シナリオを描くのに重要なことはキャスティングと優先順位。「やってみてから」というテスト段階を過ぎ、やる前にお客様の後ろ姿を考える企画力が求められる。

 これからの冷え込む時期、私はちょっとスピードダウンで進むつもり。あちこちから取材の申し込みがあるが、私自身が直接絡むのはお断り申し上げている。

 昨日、全国展開される葬祭関係総合商社から「久世塾」のニュースを採り上げたいとのご依頼を受けたが、スタッフ会議で体調のことを心配し、今回は見送っていただきたいとお願いしてくれたそう。

 3月、4月、5月とイベントスケジュールが決まってくる。予想をはるかに超える反響で窓口が大変だが、悲しみの葬儀に対応するだけだった葬儀社が、今、グローバルなサービス提供会社として動き出した。

  そんなところから「久世塾」は限られた方々で始めたい。セミナーを受講くださった方や真剣に葬儀の司会を勉強したいとお考えの方で「絶対に入りたい」と希 望される方、取り敢えずファクシミリかメールで登録を。後日に号外でお知らせ申し上げますが、定員に達した場合はご海容を。
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