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2005-02-20

号 外 NO 21 献花の選択



 無宗教のお葬式やホテルを会場とされる「偲ぶ会」「お別れ会」が増えています。
 大規模な社葬形式で意外に寂しい思いを抱くことになってしまうのが「献花」の選択です。
 ホテル側の方の勝手なお考えで菊一輪やカーネーション一輪、それも花を「そのまま裸で?」という驚くことが多くあり、それらは名の通った一流ホテルでも同じなのです。
 私たちは、故人がお好きだった色、ご遺族が捧げたいお花、また会社のイメージカラーを伺ってコーディネートをして参りますし、ラッピングという手作業を行うことが当たり前になっています。
 また、お花が選択された経緯についても司会の言葉で表現するようにつとめ、それが弊社のプロデュースの基本となっています。
 ご献花を体験されたお方も多くいらっしゃいますでしょうが、その時のことを思い出していただければ幸いでございます。
 「おもてなしの料理が立派。ご献花の花が菊やカーネーション一輪、そんな社葬は最悪」というのが社長の考え。何百本、何千本のラッピングをしながら、その言葉の意味を心に感じている私たちです。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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