2005-03-31
いよいよハードに NO 1112
隠れ家でビデオのチェックをしていると、お客様が。前の事務所近くの鮨屋さん「富士好」の若旦那だった。
ご両親の還暦祝いにバスを貸し切って「安芸の宮島」へご旅行、お土産を頂戴して恐縮する。
お爺ちゃんのお葬式は、私が司会を担当申し上げたが、ご健在であるお婆ちゃんの戦争時代の物語を拝聴して、そのままドラマのシナリオになりそうな思いを抱いた。
復員された時のために場所を決め、そこに油紙で包んだ手紙を埋め、家族の所在をしたためてあったと伺ったが、当時の社会背景の中でご苦労されたご夫婦の物語に思わず心の扉を開けて聴き入った。
人生とは誰もがドラマを秘められているもの。4月2日に開催するカラオケ大会だが、トップに歌われる男性がリハーサルにご来社。音響を担当しながらお付き合い申し上げたが、トップバッターに相応しく、その歌声はプロ顔負けのレベルだった。
年齢を伺うと68才、ギターに親しまれていた頃の昔話が興味深くて懐かしい。共通の話題で話が弾みご機嫌でお帰りになられた。
「この空間でこんな設備で歌えるなら誰でも歌いたくなるわ」とおっしゃられたが、先日から何人かの歌を聴きながらカラオケ人気の高さと広さを知ることに。
夕方からは女性の団体さん。それぞれがご持参のCDやテープでリハーサル。そんな途中でスタッフがメモを手にやってきた。
北 海道のメンバーからの要請で「偲ぶ会」のナレーション原稿と音楽がメールで送信され、女性スタッフが朗読の吹き込みを指名されていたが、任せておいて後で 確認したら「99パーセント大丈夫だと思います」との報告。そこで「1パーセントはどうする?」という「号外」のような説教に。
さて、 昨日に書いた「塾」のホテル手配や会食のこと、すぐにメールで参加表明をされた人物もいるが、「早めに到着し、出来たら開講前に食事を共に」と書いてきた 御仁もあり、平等性ということから早く到着された方々には、収録したコンサートの映像をご覧いただくことにした。
一方で、昨日、アポが あって予想外の企画を持ち込んできた総合商社があった。葬祭業界をターゲットにした新しい発想、弊社をモデルケースとしたいという提案。確かによく考えら れたアイデアだと分析し、「協会のメンバーさんならご理解いただけるでしょう?」と持ち掛けられた。
提案書類は企画室責任者に回したが、来月の協会研修会でメンバーの意見を求めてみようと思っている。
4月から大手互助会が新しい会員募集を始める情報がある。解約がどんどん多くなる状況に困って考えたシステムが生協の組合的な発想。また新しい囲い込み戦 略が始まるようだが、新聞や週刊誌が記事掲載していたように経営危機に陥る互助会が多いよう。二重の悲しみとなる被害者が出ないことを祈っている。