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2005-04-18

意識朦朧不謹慎な夢  NO 1130


 薬の影響からだろうか、数年振りに熟睡した感じで目が覚めた。すぐに体温を測る。36度と少し。平熱より0.8度高いだけ。少し空腹感を覚え、食後に服用する薬のこともあり軽めの食事を。

<これなら大丈夫>と思ったらそうでなかった。地震の余震みたいに夕方になって、また高熱が出てきた。そこで昨日お世話になったお医者様のところへ。

「2日間で治すと言いました。今日1日はおとなしく養生をしてください。熱が出て当たり前なのです。明日の朝になったら心配ないでしょう」

 治療は点滴だが、今日は昨日と同じものが三分の一ぐらい20分の時間で終わった。落下するスピードが速かったみたい。

 その間、うたた寝をしてしまった私、誠に恥ずかしくて変な夢を見ていた。「何と不謹慎な」と軽蔑されるかもしれないが、夢とはイマジネーションの集大成という体験のようなので披露申し上げる。

 数日前、東京で究極のサービスをテーマにした研修会があったが、そのことが今回の診察に混ぜ合わさってストーリーが形成されていたのである。

 寝台の上に寝て診察を受ける。先生が聴診器を胸に当てられる。<ひゃー、冷たい!>

 そんな体験が昨日の出来事。この二つのことが見事に織り交ざって次のような展開になっていた夢物語。

「今から聴診器で肺の様子をチェックしますが、聴診器とは肌に触れる瞬間が冷たいものです。当病院では究極のサービスを行っておりますからご安心を」

 そう先生が言われたと同時に一人の看護師さんが入って来て、先生の横に立ち、びっくりする行動が始まった。

 彼女は白衣の前を開け、何の躊躇いもなくでっかい乳房を曝け出し、そこに先生が聴診器を当て始めたではないか。

 そして、数分。「これで聴診器が温まりました。では検診をいたします」

 残念だが、その看護師さんの顔を全く記憶していない。しかし、聴診器が自分に当てられた時に<温かい>感じがしたのを覚えているから不思議である。

 こんな病院があったら大変だが、「検診」の前に「献身」が行われるなんて夢でないと体験できないこと。ちょっと得した点滴タイムだった。

 心理学の専門家によると、夢とはイマジネーションが「かたち」となるものと言われているが、そこには願望が組み込まれることも多いと聞いたことがある。

 しかし、私に「でっかいおっぱい」願望はないので誤解をされないよう。高熱で思考力がダウンする。そこには妄想の兆候も表れるのだろう。

 明日からのために、「銭湯」に行ってインフルエンザ菌と「戦闘」モードを行ってきた。蒸気いっぱいのスチームサウナ。インフルエンザ菌が湿度に弱いというのは確かな情報。これまでに何度も打ち勝った経験がある。

 明日の朝、なにとぞ快調でありますようにと手を合わせ、ちょっと早めに就寝する。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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