2005-04-21
熱い語り合い NO 1132
久し振りに午前様の帰宅、午前1時まで塾生の皆さんと話し合っていた。「久世塾」の開講の日、全国からご参加くださった方々と熱い論議を交わす意義深い日となった。
先月20日、私は九州にいて地震に遭遇して驚いたが、その一ヵ月後の20日、また九州で早朝の地震。九州方面から新幹線で来阪される方々が大変な目に遭ってしまった。
九州内の在来線、新幹線がストップ。開講の時間に遅れる気の毒な方もおられ、何より皆さんがご無事であることを祈っていた。
遅れる方には申し訳ない心情を抱き、塾は定刻の時間で始めたが、心配していた体調不良の影響もなく何とか与えられた時間を過ごすことが出来た。
皆さんが選曲をされた音楽を流しながら、それぞれの方のナレーションを拝聴したが、それぞれの個性を活かされた見事なナレーター振りを発揮されていた。
皆さんが熱く燃えておられる。それがまず感じた第一印象。やさしい雰囲気の言葉遣いにお見事と拍手を贈りながら、あっという間に勉強の時間が過ぎてしまった。
タクシーでホテルに移動、チェックインを済ませてから食事会場に向かい、優雅な空間の中で料理を囲んで有意義な懇親会が進められたが、弊社が加盟する日本トータライフ協会のメンバー達と同様、酔っ払ったり歌う人は誰一人としていなかった。
<よくもこれまで真面目な人達が集まったものだ!」と再認識しながら話に耳を傾け、皆さんがトータライフ協会のメンバー同様の行動姿勢を見せられ、思い出をお土産にしてそれぞれの方が真剣な話し合いをされていたようだ。
事実上、悲しみの理解に努力をされる方々がお集まりになったが、内容としては退屈しない構成になっていたように思っている。
食事会場、二次会、三次会が同じ会場ということが便利だったようで、「こんな世界があったのですね!?」というお声も耳に入っていた。
塾の講義よりもそれが終わってから共有する時間が何よりの研鑽につながることと確認しているが、すべてが同じ館内で可能だったことも好評をいただいたよう。
仕事の都合で食事会に出席できなかった方もおられたが、出来たら次回は是非ご主席をいただきたいと心から願っている。
朝に皆さんがそれぞれの地に戻られるが、今回に学ばれたことが、ご遺族、ご親戚、会葬の皆様に対して具現化され、大切で重要な問題を各社が吸収され、それを見事に「かたち」として提供くださることを信じている。
今後、塾生達同志の横の関連から互いの絆が広まるだろうが、皆さんのコミュニケーション完成が予想以上に早く、もう何年かのお付き合いと感じる交流も多かったのが嬉しいところ。
今後の研鑽、それが悲しみプロとしての意識改革につながってくれるように祈念する。
皆さん、どうぞお気を付けてお帰りくださいますよう。お疲れ様でした。