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2005-04-22

イメージ合戦?  NO 1134  


 事務所に入るとメモリアルボードの創作をしている最中だった。その中の大きなサイズの1枚が芸術的、プロのクリエーターでもかなりの高評価を受けるだろうと確信するような作品。しかし、気の毒だがデザイン変更を命じることにした。

 通夜や葬儀の場でメモリアルボードを掲示するのは重要な意味がある。それらは決して作品展示になってはいけないもの。不幸の場で「不幸でないような」ひとときを醸し出させる大切な目的を忘れてはならない。

 そこで企画室の数人の意見がまとまり、やがて素晴らしいものが完成した。これで<また成長しそう>と内心で喜ぶ出来事だった。

 さて、このコラム「独り言」を通じて塾生になった人物もあり、そこから広がったネット社会の「輪」から「和」への進展、各自が発信するコラムや日記の存在が知れ、互いが顔も知らないのに一同に集まる塾となった。

  弊社のHPには私の顔写真があるが、写真もなく管理人としてしか登場されないケースも多く、訪問される方が勝手なイメージを抱かれてしまうことも少なくな い。今回の塾でもそんな会話が多く、「嘘っ、あなたが!」「全然イメージが違う」なんて面白いやりとりを耳にしていた。

 それらは御多分にもれず弊社のスタッフも同じで、塾進行の手伝いをさせた2人のスタッフ達の小さな身体に驚かれていた。

 だが、彼女達が葬儀の進行に携わると大きな存在に見える不思議な現象があることも事実。自分の仕事に自信を持ち、誇りを抱くと他人に大きく感じさせる効果が生まれることも間違いないようだ。

  そんなことを書かれていたページがあった。参加された女性司会者「MAMADAIARY」の「気MAMAなひとりごと」だが、ご本人も訪問者の皆さんから 様々なイメージを抱かれていたようで、互いが抱き合っていたイメージ合戦が興味深くて本当に勉強になった出来事でもあった。 ・・・上記<HOME>から 接続・・・

 彼女のページには掲示板の存在がある。塾前に書き込んでいた人達が、顔を合わせて話し合ってからの書き込みに興味を覚える。

 夕方、念には念をと診察を受けに行った。「講演と塾、大丈夫だった?」と先生のお言葉。「お陰様で」と心から御礼を申し上げた。

 診察を終えると「久世さん、時間ある?」と奥様が。私が要望していた点滴をご提案くださり、「お通夜に間に合えば」とお願いすることに。

 落下スピードをちょっと早めにしていただき、終えてから着替え、式場に向かって到着したら開式1分前。それこそ滑り込みセーフというタイミング。スタッフから「もう来ないと思っていました」と言われた。

 式場にいた女性スタッフの声がちょっと心配。明日は彼女の声をキャスティングしてある。掠れる声に味はあるが、限界範囲内であって欲しいと願っており、偉そうに言える状態ではない私、「節制しなさいよ」と命じておいた。
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