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2005-05-04

優雅な音楽を・・・  NO 1146


 連休中は、飛び込みの営業セールスがなく助かっている。事務所に入ると静かな雰囲気、お寺の葬儀に出掛けてスタッフの姿が少なかったから。

 残っている女性スタッフがお通夜の準備を進めている。ミスが発生しないように指示確認、<勝手な思い込みをしないように>と願っておいた。

 ふと見ると机の上に山積みの郵便物、私宛の十数通の中に「塾生」からのものが2通。「隠れ家」に入って開封すると1通は音響についての質問。弊社で体験した空間音響にご興味を抱かれたようで、新しいシステムを導入される場合のメーカーのアドバイスをと記されてあった。

 音響システムは高額な設備投資で解決しないのが面白いところ、一流のプロによる微調整こそ重要なこと。そんな実際を次回の塾でご体験いただけたらと思っている。

 さて、もう1通だが、かわいいエゾフクロウの絵葉書に「眠る前にどうぞいい夢が見られますように」とメッセージが添えられ、立派な写真ブックを恵贈くださった。

「night rainbow」とタイトルされた写真集、「ハワイの『夜の虹』は、見る者を祝福する」と書かれた帯がある「高砂淳二」さんの作品だった。

 裏表紙の帯にプロ・サーファーである「ジェリー・ロペス」さんの言葉として次のように書かれていた。

『虹 を見ると、私は背筋がぞくぞくするような、魂が揺さぶられるような感覚に襲われる。虹の果てには黄金があると言われる。それは、精神が澄み渡り、心が純粋 であれば、虹の果てに本当の自分を見出すことができるという意味ではないだろうか。人はだれでも魂の中に、光り輝く神聖な富を限りなく持っており、それは 黄金に匹敵する宝なのだ』

『世界で初めて「月光で現れる虹」を完全に捉えた、祝福とやすらぎの写真集』とあるように、ページを開くとハワイの空、星、虹、花、植物、海など、これまで知らなかった一面を見事に撮影されており、まさに夢空間に誘われる秀逸の美の世界だった。

 <服用する薬の副作用で悪夢を見ないように>とご配慮くださったのだろうが、そんなやさしいハートに手を合わせながら、塾生の皆さんにここでお願いをしなければ。

 私は「借り」をつくるのが大嫌いな性格。だからお気遣いは無用ということで参りましょう。

 夕方「西川慶」さんと「渡邊浩子」さんがご来社、今月13日のコンサートの音合わせ。ギターと三味線でラテンと唱歌のコラボレーションだが、当日はお弟子さん2人が加わるということで面白そう。

 彼女は素敵な女性、過日に書いたように音大の大学院で研究され、研究論文で神戸大学の博士号を授与されたお方。演奏の合間のお二人のやりとりも楽しかったが、終わった後の「隠れ家」で葬儀についての話題に「初めて知った世界です」と心の扉を開けてくださったよう。

 温度や湿度で微妙に変化する三味線の繊細な世界、私こそ初めて知った話題がいっぱいあったが、当日の司会で皆さんに披露したいと考えている。

 そんなところから、今日の<HOME>接続は「西川慶」さんの世界。CD録音光景の動画映像が素晴らしく、流れる音楽をお楽しみいただければ幸甚です。
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