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2005-05-12

やさしくなったそうです!  NO 1154


 二日ほど前から目が鬱陶しい。3年ほど前から慢性化している病で、3ヶ月毎ぐらいに繰り返すちょっとした病。朝から眼科のお世話になって外に出たら雨、天候まで鬱陶しくなっていた。

 会社に着くと、お寺様が秘書サービスのご利用で来社されたという報告。号外にあったように、明日から15日まで一心寺で行われる第2回「心の平和フェスタ」に関するポスター、看板の制作依頼だった。

 パンフの写真の横に「テーマは『絆』~きづな~」と表記された次の一文を下記申し上げる。

【この世で最も愛しい人は自分自身である。誰もが『自分』を大切にする。だからこそ『他人』が大切になる。そして、そこに『きづな』が生まれる】

 絆という文字に敢えて「きづな」と表記されたことに何か意味が秘められているようだが、一心寺と言えば大阪の代表的な納骨寺として有名な寺院。ご参加される方々が、さぞかし多いだろうと予想する。

 一方で、地域の小学校で開催される高齢者向けイベントのポスター、看板、式次第の制作依頼もあった。これは毎年恒例の行事で、この数年、弊社が制作物で協力させていただいている。

 お陰で事務所内は大忙し、明日のコンサートに関するプリントアウトも多く、大型プリンターがフル稼働。用紙、インク、光熱費、残業の人件費を考えたら恐ろしい感も抱くが、スタッフには、お客様にお喜びいただける作品づくりを願っている。

 明日のコンサートが大変、ラテンの西川慶さんと三味線の渡邊浩子さんの共演だが、渡邊さんのお弟子さん2人がご出演くださるそうで、そのお2人が親子。何と娘さんは中学生だと伺って驚いた。

 三味線の世界に憧れたという中学生に興味深いが、きっとご来場者の熱い歓迎の拍手を頂戴するだろうと予想している。

 音楽は、耳にされる方々を幸せにさせる究極の環境空間サービスで「楽しかった。有り難う」とお帰りいただくことが何より。

これまで当ホールで多くのコンサートが行われたが、皆様から好評を博していることが嬉しいところ。それは、音楽を奏でてくださる皆さんが本物のプロだからこそ出来た結果。

 これまでの人生、本業である葬儀という仕事で「有り難う」のお言葉を頂戴してきたが、「シーン」の完成で全く異なる「有り難う」の世界が誕生した思い。

私の葬儀に対する信念は、不幸の儀式の中で「不幸でないひととき」をプレゼントして差し上げたいということ。だから他社とは異なるオリジナルサービスを具現化させてきた。

 人生の「ひとこま」に輝きを。そんなコピーで誕生した「シーン」だが、今、確実に「不幸でない」空間サービスが提供出来つつあるように自負している。

 昨日、ちょっと聞かせた特殊な司会を耳にされ、「やさしくなったな!」と西川慶さんに言われたが、自身でも確かに変化したように感じており、そのやさしさが葬儀という世界でホスピタリティのアップに繋がれば最高だと考えたい。
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