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2005-05-14

余 韻   NO 1156  


 昨日のコンサートが始まる前、一人の女性から「謝りたいの」と言われ、お話しを伺った。彼女は過日のカラオケに出場くださった方。

「人 生のいい思い出になりました。あちこち歌ったけど、ここ音響最高。気持ちよかったわ。記念の写真が嬉しかったし、ナレーションにも心から感謝しています。 でもね、私、申し込みの際に年齢を誤魔化して書いていたの。社長と一緒じゃなく、ちょっと上なのよね。でも、その年齢から年をとらないことにしているから よろしくね。ごめんなさい」

 そう言えば、彼女が歌われた後、司会のコメントで「彼女は、私と同じ年齢です」と申し上げたら、会場内がドッときたような雰囲気があったが、横で聞いていたスタッフとの和やかな交流も喜ばしく、「また、やってね」とのお言葉に「やりましょうか?」なんて応えていた。

 さて、今日、最も緊張する女性からの郵便物が。開封すると藤平光一さんの著された「氣の呼吸法」が入っており、16枚の付箋を付けてくださっていた。

 帯封に女優の十朱幸代さんの「氣の呼吸法を行うと、体中が温かくなって、生命力が高まるのを感じました」とのメッセージが。

 添えられた手紙を拝見すると「社長が大好きな十朱幸代さんご推薦の・・」とあり、西川慶さんの発声練習にも深くつながる事実と「骨折の治りも早くなると書いてありますので」と、アメリカの孫に「氣」を送ってあげてくださいと結ばれてあった。

 黙って手を合わす私、最近、周囲に「氣」を発することの出来る方々が多くおられることに気付き出したが、そんな中で答えとなる書物を恵贈くださった「ご仏縁」に感謝を申し上げ、早速アメリカに向かって「氣」の送信を。

 会社と自宅の往復、そこで出会った方々の中に昨夜のコンサート来場者が何人も。音大の声楽ご出身の方もあり「あの、三味線の世界、本物だった。素晴らしいゲスト」と嬉しい感想。

 また、中学3年生のお弟子さんが1年の経験という事実に驚かれ「習ってみたい」という方が6人もあったが、もちろん先生の指導が優れているのだろうが、私の内心では<あの娘さんは才能の上に、秘められた努力があった筈>と思っている。

 司会のコメントで「親子です」と紹介したのに信じない人もいたみたい。朝に立ち寄った喫茶店では「姉妹」というストーリーになっていてびっくりした。

 参加出来なかった方々から「残念だったわ。また、絶対にやってね」とのお声も多い。皆さんの「良かった。最高だった」の口コミが一気に広まったよう。

 渡辺さんの演奏光景が目に浮かぶ。日本の風情、情緒という言葉がぴったりくる素敵な女性。その演奏仕種に彼女特有の可愛らしさを感じたのは私だけではないようで、男性のお客様の多くからも「最高だった!」と賛辞のお声が上がっていた。

久世栄三郎の独り言(携帯版)
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