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2005-06-03

ユーモア?  NO 1176


 昨日の夕刻、これまでに何度か紹介申し上げた「ママ」さんが、お客様とご一緒に来社くださって緊張した。

 弊社のホールで開催可能な素晴らしい演奏会のご提案、すぐに実現に向けて行動いたしますとお応え申し上げた。

 我が生野区地元の方々の音楽に対するレベルは非常に高い。それはこれまでのコンサートで実感してきたが、ママさんのお言葉からも再認識することに。

 そんな流れの中で新しい「えにし」が生まれることを心から嬉しく思い、企画担当スタッフに指示を出しておいた。

 午後から次々にお客様、来週は何十人というアポが入っている。その前哨戦みたいな感じで順に応対申し上げたが、そんな中、あるお客様から「!」というお話しがあった。

東成区の今里にある互助会系葬祭式場のチラシ、その内容に「亡くなるなら6月中に」というように受け止められる表記があったそうで、すぐにスタッフに命じて現物を入手して確認したら、確かに<何と恐ろしい広告!>と震えが来た。

 それぞれの人生が異なるように百人百様の葬儀が弊社の考えだが、180度異なってベルトコンベア的に故人を送り出す互助会商法の考え方に哀れみを覚え、クレームの対象にならないのだろうかと他人事だが心配した。

 ブラックユーモアなんてものではない現実的な恐ろしいミス。私がその会社の社長なら、責任を取らせて関係者全員を解雇すると同時に「不適切な表記をいたしました」とお詫び告知をするだろうが、きっとミスとはご理解されていないような気もする。

  一方で、今日、弊社もフェアのチラシを出したそうだが、そこに「葬儀社」らしい語句の表記は一切なく、健康、介護、老後というキーワードで企画され「ユー モアパネル展示会」でプロデュース。私自身にも心配な年金問題や介護のケアマネージャーなど、各分野の専門家を招いた相談コーナーも設置される。

 広告には企業のイメージが必ず出るもの。弊社のコンセプトは「ご一緒に考えてみませんか?」が基本。今回は「命のリレー」という思いも込め、命に関係する様々な組織団体さんの協力が得られた。

 事務所内に入ると、5人のスタッフが内職的作業を。生野区民ホールで開催される女性コーラス発表会のプログラムだが、弊社で制作した500部を三つ折にするのが大変だ。

 しかし、ポスター、チラシなどデザインから携わった経緯があり、みんな楽しそうにやっていた。

 私の予定が終わり、ちょっと早めに自宅向かったが、途中でアメリカン・コーヒータイム。マスターとママさんからコンサートに対する貴重なアドバイスを拝聴したラッキー・タイム。すぐにチーフ・パーサーを呼び、共に勉強させていただいた。

 ママさんのお歌が素晴らしいと聞いているが、今日はマスターのお好きなジャンルを伺ったことも収穫。お二人には絶対にシーンで歌っていただこうと思っている。

 今月もカラオケ大会があるが、募集発表の前に満員となっていると知って驚いたし、もう来月分の申し込みも入っていると聞いて責務を感じる。またナレーション創作をしなければならないが、お客様の楽しそうな表情が何より嬉しい。

 1週間後に弊社で発声講座が開かれるが、何やら心配になってきた今日だった。

久世栄三郎の独り言(携帯版)
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