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2005-05-27

コンサートの前日  NO 1169 


 ある塾生のブログを訪問したら「組葬」のことが書かれてあり、多くのコメントが入っていたが、女性スタッフ二人を伴い、想像を絶する別世界の「組葬」の司会を担当した時のことを思い出してしまった。

 冬の寒中の玄関に200人の「本物」がズラッとお出迎え。中は黒服一色。全国から組長と呼ばれる人達300人が着席し、その周りに200人ぐらいが立っており、私がいた司会席の回りも囲まれて祭壇が見えない状況。

 そこで、私の司会トークは「組葬バージョン」に。この時は「組長」の挨拶代行まで依頼され、その雰囲気で喋ってみたら大幹部からお褒めの言葉を頂戴し「本物みたいやな」と言われたことが印象に。

「社長、組葬にぴったりですね」とはスタッフの感想だが、「男社会は男でなけりゃ」なんて言いながら神戸から戻ってきたのである。

 また、塾生の広報担当をしてくれている女性のページ、私の大好きな「金子みすず」さんのことが触れられてあって心が安らいだ。

「次回の塾が楽しみ」と書いていたのは名古屋の塾生。数日前に沖縄でリフレッシュしてきたそうで羨ましく、塾で<いじめ>の対象?なんて思いも。

 そうなると「抜け駆け君」のニックネームが贈られた四国の塾生はもっと大変だろうが、彼は、このコラム「独り言」を紹介してHOME接続をしてくれていたので助かるかも?

 さて、明日のコンサートのミーティングが行われていた。これまでとはちょっと異なる演出が考えられており、そのキャスティングが大変だ。

 準備するべきものは整ったが、スタッフの登場するタイミングが難しい。すべては司会のトークに委ねられるのでリハーサルが必要かも。

 そんな中、お電話がありお客様。私にとって特別な方。前世、来世に始まって幅広い仏教の世界を拝聴した。

 彼女は「慈曲」を毎日お聴きくださっているそうで、2曲目に収録された「うたかた」に癒されますとおっしゃり、作曲者に感謝の合掌をされているとのこと。その作曲者のコンサートが明日。<これは!>と、パワーモードをアップさせた。

 不思議なパワー秘められた女性、「少なくとも77歳まで生きなさい。あなたは世界一ラッキーな人」と言われて恐縮。元気を秘めた様々なものを頂戴し、作曲者への熱い思いも伺ったので明日に伝言することに。

 その明日だが、昼は隣室が大変だし夜はもっと大変。コンサート終了後に片付けがある。次の日の朝にブラスバンドと子供達の劇練習があり、全席の移動と音響、照明機材の収納作業が残っている。

 ホールのスペースをオープンにするのはいいが、何より配線がややこしい。全部合わせれば200メートルぐらいもあるコード、複雑なシステムの取り外しと接続が大仕事。まあ<これも勉強か>と思えば苦にならないが、スタッフ達にはご苦労様。

 そうそう、今日の<HOME>接続は北国の女神「水冠」様。コラム「迷いの窓」が連載で更新されていた。これは『必見』とお勧め申し上げます。
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