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2005-06-14

説教デー  NO 1186"


 今日も日付が変わってから打ち込みを始める。帰宅途中に珍しい人物とばったり。「ちょっと付き合え」と言われて食事を頂戴した。

 朝からナレーション創作を始めたら、担当責任者が故人に関する新しい情報を入手、その分について女性スタッフに任せるように命じた。

 私の原稿が完成する少し前、彼女が「出来ました」と持ってきたが、その内容を目にしてカミナリを落とした。

<プロでなくなっている!>というのが衝撃の事実、体裁ばかり着飾って解決という文章が死んでいる。説教をしてやり直しを命じた。

 礼節、羞恥心の欠如はお客様に失礼、「後ろ姿」に拘る私にとって、こんなレベルの原稿でナレーターを担当されたら血圧が上がる。本番前にチェックできて<よかった>とホッとした。

 親戚さんと会葬者の多い葬儀を担当、帰社してからフェアでお世話になった方々への礼状を山ほど書かなければならない。パソコン画面ばかり見つめていると目がおかしくなってきた。

 そんな頃、葬儀の式場にいたスタッフから事故情報。ちょっとした不注意で車をぶつけたとのこと。人身事故でなかって安堵したが、すぐに胃の周辺が痛み出した。

 やがて帰社してきた本人に説教するのは当たり前。被害を与えてしまった相手様は私と古くからの知り合い。そんな不思議な偶然が大切な何かを教えてくれたような気がしてならず、その分が加味して厳しいレベルともなった。

 本人は心から反省していたが、勝手な思い込みの恐ろしさだけはしっかりと体験したようで、今後の彼の人生に事故はないと信じている。

 説教で始まった1日、夜は息子に説教も。スタッフを紳士、淑女に育てろと厳命。それには自身がそんな心情にならなければ不可能。明日から5日間、相手様にお見舞いと謝罪にとも命じた。

そ れぞれの人生の貴重な一部を社員として在籍したのなら、命や悲しみを知るところから将来に輝く人生であって欲しいもの。被害者、加害者になるなと言い続け ている私、社長という立場ではなく、親を悲しませることだけは「するな」「させるな」と親心で叱り飛ばした1日となった。

 お陰で血圧が上昇したみたい。高血圧は気が短くなる。そうなると明日はもっときつくなるかもしれない。ちょっと早めに降圧剤を服用することにしよう。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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