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2005-07-23

コンサート  NO 1219


 3日ほど前から35度を越す猛暑、黒い服装での移動が大変だが、出勤途中に異変を感じている。

 あちこちの公園、また大きな木が庭にある家などから聞こえてくるセミのコーラスが異常に騒がしいからだ。

 昨年だったかアメリカで異常なセミの繁殖現象が伝えられていたが、今年の大阪もそんな感じがする。命の歌を精一杯歌い上げて短い生涯を終えるセミ達だが、公園の近隣の方々には騒音として苦痛を強いられる現実となっている。

 この「独り言」を訪問いただく方から冗談半分で相談があった。アンプとスピーカーをセッティングし、音楽と私の声を流してセミ時雨を止めて欲しいと要望された。

 実験的な試みとしては興味があるが、セミ達に怨まれるだろうという思いもあるし、スケジュールに追われており今年の実現は無理である。

 そんな中「今、東京にいます。明日、大阪に行ってもいいですか?」と電話があった。協会のメンバーである福島県の同業者の若い後継者だが、「来るなら朝から」と返事をしておいた。

 明日の朝から九州出張の予定が入っていた私、他にも業務が重なり、取り敢えず専務に代行させることに。

 夜はコンサート、高橋三鈴さんのシンセサイザーにクロマチック・ハーモニカの名手「矢木秀行」さんの特別出演、映画音楽、童謡からジャズまでグローバルな音楽を楽しんでいただいた。

 お帰りになる皆様から感動と賛辞のお言葉、「今度、いつあるの?」のオンパレード。あっという間に時間が過ぎた感じだった。

 司会のトークは平和がテーマ、太平洋戦争の裏話を少しだけさせていただいたが、生きていることに喜びの意識をお感じくださったら何よりと後ろ姿をお見送り。

 最前列にお座りになっていたのは「出たとこ勝@負ログ」の筆者さん。ご家族でご来館くださったようで嬉しい限り。この猛暑の中で満席のお客様を向かえてスタッフ達も喜んでいた。

 コンサートが終わって私の部屋でティータイム、そこで<!>の話題を耳に。来月のコンサートでヴァイオリンの長野昭子さんを迎えるとお話ししたら、矢木さんが「あの5000万円の名器を奏でる方ですか?」と驚嘆。

 続いて高橋さんから「もうすぐ来られる方は大変な人物です」と紹介も。「何方?」と伺ったら「日本一のジプシーギタリストさんです」とおっしゃった。そこで皆で「えっ!」と静かになった。

 それから5分ぐらいしてご来社されたが、恐れ多くてご挨拶が出来なかった。

 近い将来に特別ゲストとして演奏いただければと願っているが、やはり「プロ」と呼ばれる人達の世界は凄く、互いの「えにし」が結ばれていることを知ることに。

 今日、客席で小学生ぐらいの子供さんの姿を数人見かけた。当ホールのコンセプトはワンコイン・コンサートが中心、独りの奏者の場合は500円となっているが、小中学生は無料で赤ちゃんでも歓迎している。

「ここのお客様、音楽に対する質が高いですね?」と矢木さんの感想。次回の演奏を楽しみに手を合わせた。

 今日の<HOME>接続は「出たとこ勝@負ログ」さん。豊富な話題に間違いなく驚かれるだろうとご紹介を。
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