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2005-08-09

長い日でしたね?  NO 1235


 会う人すべてが「暑いねぇ」の会話、扇子を手に立ち話も短くなる季節。そんな状況からいつも「私達で担当します」とスタッフからの気遣いの声。それを無視してお通夜と葬儀に行ってきたが、ご当家の近所に懐かしい人物がおり、彼が受付に座っているということもあったから。

 彼も学生時代に卓球をやっており、卒業してから小学校の教員になり、共に区代表で市長杯に出場した歴史もあるが、久し振りに会ったら「来年、定年だ」から始まって互いの孫談議に花が咲いた。

 アメリカに在住する娘家族が開設したHPを開くのが楽しみの日課。上の孫は来月から小学校1年生に入学する。現地での生活も、もう1年半。英会話が上達したそうだが、おかしな日本語が気になっている。

 還暦、華甲、60、団塊の文字が目に留まるようになってきた私の世代、号外で紹介申し上げた「出たとこ勝@負ログ」さんの内容が身に沁みる。

 人間の身体の細胞の数は60兆もあるそうだが、体重60キロの私、単純計算すると1キロに1兆個もあるということになる。その増減の度合いは知らないが、一個ずつを活性化すように心掛けたらきっと長命になるのだろう。

 孫から「爺ちゃん」と呼ばれても、周りからは当分の間「変なオジサン」と称される行動姿勢を貫き頑張ろう。

 さて、数日前の号で<HOME>接続した日本トータライフ協会。コラム「有為転変」をご笑覧くださればご理解いただけるが、この「独り言」と号数が逆転した事実。何も自慢できることではないが、ふと書き始めた頃のことを思い出したから。

 2002年の1月22日に始まった「有為転変」。3月1日に追っかけを始めた「独り言」だが、気が付けば今日で「1233号」「1235号」となっていた。

  書き始めて学んだこともいっぱいあった。最近に山ほど増えてきているブログなんて想像もしなかったこと。日記は他人に見せるものではないが「書く」ことは 恥を「掻く」ことと割り切れば気が楽で、生きた証しを残せる究極の道楽のようにも考えているし、上述の細胞活性化でボケ防止につながれば嬉しい限り。

 文章、言葉とは他人に対して諸刃の剣ということ事実も知りたい。誹謗、中傷とは本人の愚かさの度合いを表す行為として哀れみを抱けば解決するが、心底から湧き出した言葉は本当に恐ろしいもの。

 6日の特集番組だったが、広島原爆の製造に携わったアメリカの科学者が広島の平和公園を訪れていた。そこで「平和の灯火です。世界から核兵器が消滅したら消されることになります」と説明したことに対し、彼は次のように答え衝撃を受けた。

「その前にガス欠になるだろう」

 8月6日について、私は「記念式典」ではなく「祈念式典」とするべきと提起していたが、メモリアルとして「記念」の文字が表記されている事実に寂しさを覚えた。

 言葉、文字、それは見る人、聞く人の存在を考慮する人間の基本的マナーであり、そこに「人格」という意味があるのだろう。

衆議院が解散となり選挙となるが、我々国民全員がプロデューサーとなりキャスティングと考えて票を投じたい。そうすれば主役、脇役からエキストラまで見える。議員のセリフをしっかりと耳にすれば悪役の似合う役者が多い。映画やドラマを観る立場から創る観点で投票を。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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