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2005-09-11

有意義なひととき  NO 1267


 熱く燃える塾生達が全国から来社、悲しみのプロを目指して研鑽の時間を過ごした。

 前回の塾の際には何件も葬儀が重なりスタッフが大忙しだったが、今回はスケジュール調整がうまく運び、照明と音響を担当する2人のスタッフがフォローしてくれて助かった。

 車で来た四国の4人組は思ったより早く到着、カリキュラム以外のひとときとなったが、定められた時間からあっという間の4時間が過ぎ、それぞれの車と予約していたジャンボタクシーで神戸に向かった。

 土曜日で阪神高速の渋滞もなくスムーズな流れ、チャリティー・コンペのパーティー会場であるホテルに到着、特別参加という「かたち」で我々の懇親会を兼ねて入らせてもらった。

 主催者である神戸のメンバーに心配を掛けたが、何とか本番時間に間に合って互いに安堵、豪華な料理をいただきながらパーティーが始まった。

 舞台に200インチぐらいの映像が映し出されている。それはゴルフコンペで収録された出場者達のプレイの光景。やがて画面が変わり高橋勝成プロのコメントビデオが。

 収録された場所はサントリー・オープンの会場、プロをアシストする契約メーカーのバスの内部の紹介もあり、興味深く拝見していたら、なんとご本人が入場されてきてびっくり。

 残念ながら決勝ラウンドに進めなかったそうで、急遽、神戸に戻られ、皆さんが驚かれるほどのチャリティーオークションの品をご持参くださっていた。

 舞台で紹介が終わると私の隣の席に、名刺交換をして「ファンです」と握手。そのあたたかさ、そして表情とお仕種に思っていた通りの紳士プロゴルファーを感じ、隣席という幸運を心から嬉しく思った。

 やがて式次第が進み、いよいよ高橋プロへのプレゼント。客電が落とされた中、昨年8月に亡くなられた息子さんの追憶映像が流され、続いて星名国際登録の映像に変わったところで公詢社の女性スタッフがエスコートに。そこで高橋プロと私が舞台上に並んだ。

 高橋プロは、息子さんの映像が流れた時から天井を眺められて涙を流されていたが、私も込み上げてきて舞台上で困ったことに。プレゼントをした後で挨拶をしなければならないから。

<このままでは!>と暗転の内に何とかしようと意識転換、自身に与えられた責務の重さを感じることで軌道修正、照明が明るくなって「愛」と「命」について説教型挨拶を無事終えた。

 だが、もうひとつの役を忘れていた。司会者の言葉で再度マイクを手に、メンバーのコメント映像が映し出されて癒しの曲「野を翔ける千の風」のCDを紹介。彼女の歌声が会場に流れた。

 骨髄バンクの赤十字関係者の方とも名刺交換、今回のチャリティーが有意義に進められた中、待たせていたタクシーで大阪のホテルに向かったが、途中で九州へ帰る塾生を新神戸駅に見送った。

 それぞれのホテルが2箇所に分かれており、順にチェックインをしてから恒例のオシャベリタイム。土曜日ということから友人の割烹の部屋を借りることになったが、話が弾んで明日も研修会ということに進展し、日付が変わったところでお開きとして見送った。
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