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2005-09-24

聴き惚れました  NO 1280


 今日から私の本業以外のスケジュールがぎっしり、講演の資料作りにも追われているし、依頼されているシナリオ構成も山積みだ。

 そんな中、今日はコンサート。日本の唱歌とラテンの名曲に三味線のコラボレーション、4人の出演者が来社されるまでにホールの準備、音響と照明のシステムチェックを済ませておいた。

 明日は、チャリティー・コンサートのリハーサル日。主催者側からの情報によるとチケットは完売されたとのこと、明後日の本番は、立見席となるお客様をどうするかで悩んでいる。

 朝から昨日の来客名簿を確認、中に遠方から来られた若い女性の方があった。<応募?>と思ってスタッフに聞けば、過日に手紙をくださった女子大生。「星名国際登録」で親戚の方の悲しみを癒したいという方だった。

 チーフ・パーサーが担当したそうだが、弊社のオリジナルである癒しにつながる様々なサービスシステムを提案し、ご本人や友人の皆さんで真剣に考えていただくということになったそう。

 知人、友人、親戚などの中で予想もしなかった悲しみの事件が起きる。それを何とかして差し上げたいと行動されることは素晴らしいこと。だから頼られた弊社も真剣に対応申し上げる。そこで「この人達は悲しみのプロだ!」とご理解いただくことになれば嬉しいことだ。

 協会のメンバー以外にこんな葬儀社は存在しないだろうが、我々の仕事は「不幸な人を少しでも不幸でないように」して差し上げること。そんな実践行動が社員のハートの中で確実に育まれてきているよう。

  日々の作業にマニュアルが必要だろうが、プロの仕事となればマニュアルが存在することは不思議なこと。ましてや異なる人生を歩まれた方々の葬儀となればマ ニュアルで対応する姿勢こそが大問題。ホスピタリティという大前提のうえに、スタッフの個性と感性が花開く環境を想像することが重要で、過日に紹介した リッツ・カールトンの考え方と一致する。

 ホテル関係の仕事を手掛けることになってから様々なことを学んだ。今月もホテルスタッフの研修に招かれているが、葬儀、ブライダル、ホテルという総合的な講師は時代が歓迎してくれているみたい。

3人必要な講師の役割を1人でこなす。そんな便利屋も私の仕事。それぞれに共通していることが多く、受講された方々の納得に至る確率が高くなる訳だ。

 今日のコンサートの写真は間に合わず、前回の写真で取り敢えず。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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