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2005-09-17

脚本創作中  NO 1273


 協会のメンバーから電話、東京のテレビ局から番組の取材の問い合わせ、その内容を耳にして番組制作に携わる人達のレベルの低さに「ああ、嘆かわしき哉」のやりとり。

 今日は、敬老会で踊りを披露される女性達の練習日。皆さんボランティアの方で、音楽を流されビデオでお手本となる映像をご覧になりながら踊っておられたが、途中から太鼓が聞こえてきてびっくりした。

そんな一方で、事前相談にご来社のお客様。最近、HPのつながりで訪問くださる方が多いが、まず電話を頂戴して「匿名で結構ですよ」と申し上げるとご安心されるようで、日時を決められてからお越しくださる。

 事前相談にも緊急を要する場合とそうでないケースがある。先月、すべてのご相談を承ってお帰りになり、それから30分もしない内にご逝去されたというケースがあった。

「葬儀の『かたち』を納得してくれたのでしょう。それを待っていたかのように静かに目を閉じました」と伺ったが、ご家族の皆様にも安堵感が生まれ、ご満足と感謝のお言葉を頂戴した。

「事前相談?縁起でもない」とお考えの方もあるだろうが、大切な方を喪った時の衝撃は想像以上に強いもの、悲嘆のパニックに陥られるのは、そう仰る方々に多いという特徴がある。

 弊社が事前相談で重視していることは、その日を迎えるまでに「何をされるべきか」ということ。そんな提案に皆様が「相談に来てよかった」と表情が明るくなり、葬儀を終えてからの「有り難う」の言葉に重さが加わっている事実がある。

 事前相談へと行動される大半の方のきっかけは「葬儀の費用」ということだが、「お客様がお決めになることです」と申し上げると驚かれる。その背景には未体験で勝手のご想像があるからだ。

 中には数社を訪問されている方もある。こんなケースでは弊社を決定されるパーセンテージが高まる。なぜなら他社に出来ないオリジナルサービスが存在するから。

 塾生たちも驚いていたが、思い出のお写真をお預かりして編集制作する「追憶ビデオ」もそのひとつ、ナレーションにオリジナル音楽まで収録するのは社内のシステム。他社のように外注に出せば高額になるし、ナレーション収録となればお通夜や葬儀に間に合わないのが現実。

 それらを2時間で完成させるスタッフ達、私の道楽で始まったことが見事に「かたち」となって賛同を頂戴する具現化に至った。

 心配していたアメリカへ向かった妻、「無事に再会」という娘からのメールが午前4時頃に入っていて安堵した。

 ファミリーのHPを開くと「大阪から母が」とあり、孫がしばらく固まっていた様子が伺え、<このままでは爺ちゃんは忘れられるのでは?>と心配も。

 今日の郵便物の中に悲しみの思いを訴えられるお手紙があった。それは悲しい出来事、弊社が新聞記事で大きく採り上げられた時にお電話を頂戴し、そこから悲しみを癒す愛 のプレゼントというドラマがあった。

 どのように対応させていただくかと、スタッフ会議が進められている。明日に返信の手紙を差し上げる予定だが、それこそ「癒しのドラマ」のシナリオを描かなければならず、そのままテレビドラマの脚本になるような物語を考えたい。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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