2005-09-30
冬の到来までに ＮＯ １２８７
最近、誤字や脱字のミスが多くて反省している。時間に追われた深夜の打ち込み、次の日に確認したら＜！＞という思い、これも「生きた証し」とそのまま残そうと考え、恥を覚悟しての行動とご理解を。
秋色濃くなりゆく季節、日中と夜間の温度差が激しく体調に気を付けたいが、すぐに暖房を必要とする時期が来る。そこで今日は空調の専門家に依頼をして、事務所から始めて館内すべてのエアコンのチェックを行ってもらったそう。
さて、爽やかな秋風を感じながら出掛けた一昨日の山陰セミナー、そこで一冊の著書を頂戴してきた。
著者は、今回の研修会を決断されたグループのトップのお方。読書の秋という言葉を思い浮かべながら、秋の夜長に一気に拝読、そのタイトルとお人柄に心の中で拍手を贈った。
今回の衆院選挙で話題になった亀井静香氏との交流をしたためられたページもあり、亀井氏の意外な一面を知ることにもなったし、著者が地元のために信念を懸けられて新聞社に戦いを挑まれたエピソードが凄かった。
「人 に歴史あり」という言葉があるが、単なる自分史ではない内容。それは後世の人達に「人の生き方、あり方」という人生訓として、伝達という意味からも価値あ る著作だと賛辞申し上げると共に、文中にあった中国の「孝」の文字に触れられていた部分で、今回の私の招聘に「ご仏縁」を強く感じることに。
そんなところから、講義の中で冠婚葬祭サービスに於ける「孝」の重要性を説いたひととき、受講席におられた著者の方もきっと「！」を抱かれたと拝察申し上げる。
明日から１０月、スタッフに難しいテーマの宿題をいっぱい与えているが、実りの秋となるよう期待しながら自身の仕事に従事する。
これまで多くのホテル関係者と交流させていただき、一流ホテルのスタッフ教育を担当した歴史もあるが、そんな事実を耳にされた方々が「葬儀社がホテルマンに？」と信じられないような表情をされることが多い。
しかし受講されたホテルマン達が納得するだけのサービス体験があり、我々の悲しみのお客様に提供するホスピタリティサービスがどれほど重要なことかをご理解いただく結果は、意外性を超越して賛同を頂戴する実績から誇りとなっている。
ホテルに於ける「人」という「個」のサービスには限界があり、何よりチームワークが重要という結論になるが、それらはどんな業界組織でも同じで、弊社は明 日からそのチームワークづくりに積極的に取り組み、これまで構築してきたオリジナルソフトを活用駆使してオンリーワン企業に向かって邁進する体制を整える つもりである。
個性豊なスタッフに恵まれた弊社、それぞれに特殊な技術を有している。それらを連係プレイとしてシステム化すれば「人材」が「人財」として間違いなく育つだろう。
新しいスタッフの入社、それも前進の過程で不可欠なテーマ。すでに始まった社内改革だが、もう目標にしていた第一段階にステップアップするという嬉しい結果報告。
四季の中で私の好みの季節である秋、冬を前に一足早く心の中を熱くする時期の到来として歩みが始まる。