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2005-11-02

花粉症みたいに?  NO 1320


 予定の仕事を終え、車で出張。素晴らしい天候、少し運転席の窓を開けて走行すると心地良い秋の風を感じる。

市内を抜け郊外になるとススキやコスモスが揺れている。そんな景色の中、風を生温く感じ出した。どうやら熱っぽくなってきたようで風邪の症状のよう。

 そこで停め易い場所を探して一時停車、横着だが医師からいただいていた薬をお茶で服用、すぐに目的地に向かって出発した。

 この調子ではマイクの音量をアップする必要がある。果たしてどんな音響設備?と心配しながら常備している「のど飴」を探すと、ちょっと溶け気味だが2個あった。

 最近、私の自宅近辺で風邪が流行しているようで、お向かいの医院の前は自転車がいっぱい並んでいる。新聞のニュースに「鳥インフルエンザ」のことが何回も採り上げられており、予防接種の予約が多いそうだが、昨日、先生が「早過ぎてもいけないのです」とおっしゃっていた。

 昨年、予防接種を受けた私、効力が薄まってきた頃に流感を患ったが、今年はタイミングを考えて受けようと思っている。

 さて、マイクを手にオシャベリ。やはり声の調子がおかしい。すぐに咽喉が乾いてくる。それは服用した薬の効果かららしい。そこで用意しておいたペットボトルが役立った。

 講演の最中、水を飲むにはタイミングも重要。ちょっとしたテクニックで抵抗感が生じないように飲める。

「それが何を意味するかご存知ですか?」「ちょっと、お考えください」と言っておき、相手側にバトンを渡した少しの間に飲むと極めて自然となるだろう。

 過日の消費者センターの講演終了後、お茶を頂戴していた際に「多くの講演を聞きましたが、最も時間を短く感じました」とおっしゃってくださった幹事さん達。

その時、一人の方から「お水を飲まれるタイミングまでも計算されているようですね?」と言われた鋭い観察力には恐れ入り奉った。

 講演は受講者全員の表情観察が最重要、<どこかに退屈されている方がいないだろうか?>と、会場内を隈なく観察しながら進めるもの。時には「皆様にお聞きしますが?」なんて言いながら「ドキッ!」とさせることもテクニック。

 私の司会や講演は、そんな心理学活用の秘密がある。だから時にはシナリオと異なるトークが出てきてスタッフ達までも驚かせる。

 それらは、演出に使用する曲の変更も同じこと。会場のムードを瞬時に判断して予定外の曲を用いることが多く、コメントを入れなが片手でセッティングされているCDの変更を行っている。

 自宅に戻って気付いたら、今日は銭湯の定休日。仕方なく自宅の風呂で辛抱したが、換気扇を止め、湯気いっぱいにして風邪対策。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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