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2005-11-08

衝撃でした!  NO 1326


 中国大陸から風に乗った黄砂が降ってきている中、出張先で朝刊を開いてショック、卓球の世界で往年の名選手であった長谷川氏のご急逝が報じられていた。

 群馬県のご自宅付近で、木の伐採中に倒木の下敷きなったという不慮の死。ただ手を合わせるだけだった。

 私と同年齢の彼、イチロー選手の母校「名電高校」から愛知工大へ進み、世界大会で何度も優勝された輝く歴史。私が現役時代の憧れの選手で、荻村選手や伊藤和子選手達と共に日本の卓球界の至宝であった人物だった。

 彼が大学卒業からしばらくした頃、大阪中央体育館で行われた大阪選手権に特別ゲストで出場され、関西のある大学の有望選手と対戦した光景が鮮やかに蘇ってくる。

当時では珍しかったシェークハンドの攻撃タイプ、強烈なドライブが得意でロビングのうまさが定評。その守備範囲は限りなく広く、関西のトップクラスの選手でも対戦できるだけで名誉という存在であった。

 死は前から訪れるものではなく、後ろからやって来るもの。そんな言葉を思い出しながら、青春時代を併せながら衷心より合掌申し上げる。

 さて、昨夜に発信した前号で愚書のプレゼントを書いたが、スタッフから電話で叱られた。住所やご芳名のことまで触れていなかったため、メールを頂戴した方々に改めて返信しなければならない作業が増えたから。

 日付が変わる寸前に発信した独り言、午前0時からの1時間に6名様のメールを受信、午前中にびっくりするほどのお申し込み。嬉しくなって30名様ぐらいにプレゼントをと命じておいた。

 ご住所、ご芳名をご記載くださった方々から順に送付申し上げるが、お断りしておかなければならないのが難解な物語りという内容。380ページの「長いだけ」という長編。これまでにご笑覧いただいた方々の感想に多かったのが「どこで栞を挟むべきか?」と悩まれたこと。

 22年前、私が36歳の時に書いたもの。記述した考え方が時の流れに大きく変わってしまったことも多いが、まあ「変な物語り」としてご笑覧を。

 今月の19日にコンサートがあるが、アコーディオンとウッドベースのマイクをどうするか思案中、それに2本のギターのラインを心配している。

 そこでスタッフに頼み、別の事務所に置いてあった古いギターを運んできて貰ってチェック。20年振りに弾いてみたら、鉄線の弦で手の指が悲鳴を上げた。

 音響にラインを接続したらしっかりと聞こえるが、どうも微調整が拙いようで音色がこもってしまう。「ギターは20デシベル下げる方が」と、音響のプロから過日にアドバイスされたことを思い出した。

 そんな頃、一人の女性スタッフが予定外の仕事を依頼され出掛けていた。最近にインターネットを始められた高齢のお方、パソコンに不具合が生じたそうでインストラクターとして呼ばれていた。

 うまく解決したとのこと、お土産とお祝儀まで頂戴して恐縮の極み。最近、こんな依頼が増えてきて喜んでいる。

 昨日も秘書サービスでユニークな仕事が。コーラスのスナップ写真にピアノ伴奏者が入っておらず、「何とか合成を」と頼まれていた。こんなコミュニケーションは大歓迎、玄関の方から聞こえて来るお客様とスタッフ達との明るい会話が心地良い。
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