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2005-11-15

お仲間が増え?  NO 1332


 ある精神科医が発信されるブログを拝見していたら、興味深いことが書いてあった。

 訪問される読者のハートが落ち着くようにと始めたのに、いつの間にか自分自身のストレス解消の場になっていることに気付かれ、それから朝夕の「お題目」みたいな生活習慣に陥ってしまったそうである。

 そして、アクセス数増加に伴ってコメントが多くなり、ついには返信に追われるストレスが急激にアップ、「もう限界」と、しばらく「オヤスミ」となっていたのが閉鎖されてしまった。

 ブログや掲示板には「返信」という神経を遣うパワーが求められる。

ガードを設定されずにフリーとなればエスカレートすることは必然、いくら神経科の専門医であっても、読者同士でいつの間にか始まってしまったネット争いの仲裁は無理、同情しながらいつか再開されることを願っている。

 今「心の風邪」という病も多いが、パソコンの風邪症状が猛烈な勢いで増えていると聞いた。知らない内に感染しており気が付けば重体という恐ろしいものだが、何か永遠にイタチゴッコが続く世の中のような気がしてならない。

 最近、中国からのメールが多い。それらは迷惑メールとは異なり、意味はイメージでしか分からないが、どうもビジネス通信のよう。そこでネットに詳しい知人に相談したら意外な事実が判明した。

「文字検索のキーワードに何かある」というのが彼の推理の始まり、そこから進んで行ったら、ある二文字の言葉に突き当たった。

 そこで「それ」から検索してみると中国語の世界がいっぱい、トップページに弊社名が登場しており、「原因は、これ」と言うのが彼の結論だった。

「外国からのメールは慎重に」とアドバイスをくれたが、知らないところで恐ろしいことが起きており、今後はどんどんひどくなって来るとの想定で教えてくれたネット社会、それは寒々とした恐怖感を覚える世界であった。

 ネットやメールにプライバシーがあると思ったら大きな勘違い、「手紙ではなく葉書と考えるべき」との意見、すべてが「公開」であり「後悔」にならないようにと結んでくれた。

 ブログを発信される方々がもの凄い勢いで増えている。コラムや独り言風のものも増加の一途、そんな中、私のように「生きた証し」としてスタートされた方が多くなってきたのは嬉しいこと。

 それらは葬儀に於けるプロデュースにあって、最も説得力のあるシナリオそのものであるとも言えるだろう。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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