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2005-12-24

危険がいっぱい  NO 1373


 昨夜は自宅近所の公園で子供向けのクリスマスの集会。3年前から始まった催しだが年々賑やかになり、寒い中でも多くの子供達が集まってきた。

 地域から20名近い人達の協力でテント設営から装飾、そして今や貴重となったリヤカーを拝借してトナカイのソリに仕立て上げる皆さんのご苦労、私は進行担当だけだったが、終わってからの慰労会の頃には足が冷え切ってジンジン、すぐに銭湯に飛び込むことに。

 今日の私の仕事は「偲ぶ会」の打ち合わせ。多くの役員さん達がご来社、お考えを拝聴してから「お任せ」ということでプロデュースと司会を担当することになったが、一つだけ条件をお願い申し上げた。

 それは、ホテル側に音響機材を司会台の横にセッティングしてもらうこと。出席者が600名程度と伺い、描くシナリオから考えるとハプニング対応が重要だから。

 さて、外務大臣の「中国の脅威」という発言が物議を醸しているが、どうも最近の中国は「ややこしい」方向に向かっているような気がしてならない。

一方で、ロシアが旧ソ連時代に保有していた核関連軍事物資の三分の一ぐらいが行方不明と報じる記事を目にした。

 映画「007」シリーズで悪役となったような組織が、世界の何処かで<暗躍しているのでは?>と現実味を帯びてきており、テロ組織の問題にも絡んで恐ろしい時代に突入しているようだ。

 今、中国の河川で2件の大きな問題が発生しており、その一つであるアムール川問題は、ついにロシアの流域にまで達しており、何れ我が国近海にも汚染という嫌な影響が及んでくるみたい。

 もう一つは香港の在する湾に流れ出る川だが、上流の工場でカドミウムが流出し、我が国で発生した「イタイイタイ病」の問題に発展しそうな危険性が生じている。

 仕事で何度も中国に訪れている友人の話だが、こんな話題は氷山の一角だそうで、国内のあちこちに被害者を生む危険な国家らしく、責任問題から表面化しない国とも言い切っていた。

 奥地に行けば砂漠化が深刻、井戸を掘っても枯渇するばかりで、今や180メートル以上掘らなければ地下水に到達できないという現実も教えてくれた。

 中国は国際的に急激な発展を遂げているように見えるが、その裏側には今にこそ解決しておかなければ取り返しのつかない大問題が多く秘められており、河川の汚染と工場が出す煤煙が大変らしい。

 上流が中流を全く考えない。中流は下流を全く考えない。そんな生活思想は現在の中国を顕著に物語る現実のようで、我々の国にとって見逃せない大汚染という問題が秘められていることになる。

 ある海洋学者が、最近に問題化してきた「越前クラゲ」について「中国の河川汚染が原因」と発言していたが、10年後、100年後という将来を考えると恐ろしい現実ではないか。

 そんな中国からの密航者が増えているのも怖い話し。これまでになかったタイプの犯罪が生活を脅かしているのも困ったもの。

 戦争、宗教、独裁は人を変えると何度も書いたが、北朝鮮問題然り、隣国に想像以上の危険性があることを理解しておく必要があり、それらを国内問題にすり替えて報じる我が国マスコミの姿勢に疑問を抱いているこの頃だ。
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