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2005-12-21

また寒波が  NO 1370


 夜、突然の雷鳴で窓ガラスがビリビリ、足元に寝ていた2匹の猫が驚き、廊下で天井を見ながらウロウロしていた。

 深夜から明後日に掛けて「冬の嵐」という予報、カッターシャツの中にゴルフ用の薄い防寒着で武装、夜の強風対策に備えた。

 スタッフ研修室から声が聞こえてくる。ベテランが若手社員達に幕張りや中陰祭壇の飾り方を教えているよう。

「1間って、何メートル?」という質問もあり、新人スタッフ達には「尺貫」が苦手の様子。前号の歩幅ではないが、暗記するより自分の身体を「物差し」に考えることも大切。先人が残してくれた「一尋(ひとひろ)」という単位も便利なものだ。

 ご自宅に参上する。天井の高さや廊下の幅を見た瞬間に確認出来れば楽だが、それが可能になるまではメジャーも必需品。様々な経験から知恵を学び一人前と呼ばれるように成長する。

  さて、アメリカに在住する孫だが、HPを開くと心配していた「くるみ割り人形」の3回の公演が無事に終わったよう。オーディション時のステップ披露で「欽 ちゃん歩き」をしたそうだが、それが逆に功を奏したみたいでキャスティングされたらしく、いい思い出になっただろう。(詳しくは「ぽんぽら」のページでど うぞ)

 もうマイナス20度という酷寒地、これからマイナス30度近い強烈な寒さの時期を迎えるが、事故に遭わないように元気を祈っている。

 岡山から高知に走る特急「南風」にアンパンマン列車が登場してから5年が経ったが、その記念に岡山から松山を走る特急「しおかぜ」や松山から宇和島までの特急「宇和海」にも「ドキンちゃん号」や「ばいきんまん号」まで登場した。

 2歳を迎える前に連れて行った高知の「アンパンマン・ミュージアム」だが、アメリカ生まれでまだ日本を知らない二人目の孫が帰国したら、また伴って行くことになるだろう。

  子供に「夢」を与えることは大切なことだが、そこで「現実」を教えることも忘れてはならない。ディズニーランドやユニバーサル・スタジオに行っても、そこ でどれだけの人が裏方として支えているかを「知らしめる」ことが重要。お金さえ払えば「何でもあり」の風潮は、きっとそんな教育が欠けているのではと思う 昨今だ。

 人の悲しみを仕事にしてきた人生、孫を持ってから大きく考え方が変わった。それらは専門分野である司会からプロデュースまで変化させた影響があり、まだまだ未知の世界がありそうだ。

孫の誕生は、私に思わぬ「奏効」をプレゼントしてくれた。残された燃料タンクの容量は不明だが、使い切るまでエンジンを動かそう。そして、これからの晩節までを快適な「走行」で過ごしたい。

 そうそう、今日は嬉しいことがあった。帰宅途中に通る商店街の食堂「力餅」さんだが、2ヶ月ほど休業されていたが前を通ったら奥さんとばったり、リニューアルされたそうで3割引で蕎麦を食べることに。

 このお店は「味」が評判、人気メニューは「カレーうどん」に「中華そば」だが、ラーメンブームの世の中に「一味違う」と、40年以上も人気が続いているのは凄いこと。

生野本通りは、国道25号線の源ヶ橋から八坂神社まで続く長い商店街として有名だが、その最も東寄りの銀座商店街の中に在されるのでお立ち寄りを。
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