2006-05-31

間に合いました  NO 1522


 塾生「ままごん」さんのHPを訪問すると関東方面への旅行紀が綴られている。群馬県高崎の地でホテル探しでご苦労されたそうだが、ホテル葬フェアや講演に招かれたホテルの存在があり、ちょっと電話があれば<役立ったかも?>と思ってしまった。

 彼女の旅行紀は連載中で、今日の号では松戸に向かうとあったが、松戸には弊社で研修をしていた葬儀社の2代目がおり、これまた<電話があれば>と思った次第。しかし、東京在住の塾生と再会できたそうで何より。

 さて、高崎の地に行ったのは10回以上あるだろう。その大半はそこに全国的に有名な歯科医院があり、妻が毎月通っていた時期があったからだ。

  1回の治療時間が4時間ということもあり、予約時間によっては前日から行かなくてはならず、東京駅から上越か長野新幹線に乗り換える行程。また、名古屋か ら特急「信濃」で長野に行き、そこから長野新幹線経由というコースも体験したが、妻が前日から現地におり「次の日の治療が終わった頃に車で来て」という要 望にも何度か対応してきた歴史もある。

 東名の小牧から中央道に入り、更埴ジャンクションから軽井沢を通って高崎に向かうのだが、約600キロを抵抗なく出掛けたのは、途中に見える妙義山の不思議で幻想的な光景と、いつも調べていた秘湯巡りの楽しみからだった。

 伊香保や草津のように有名過ぎる温泉ではなく、あまり関西人が行かないところを選んで立ち寄ってきたが、「雀のお宿」にゆかり深い磯部温泉や、濃霧で危険を感じ高速を降り、飛込みみたいに泊まった別所温泉などが印象に残っている。

  そうそう、高崎市のホテルでフェアが行われた際、私はセミナーの講師を担当したが、その時の宿泊地は主催者側が気遣ってくださり、関係者全員を伊香保温泉 にご招待いただき、10数人で宴会をした思い出もあるが、伴っていた2人の社員を東京周りでその日の内に帰阪させて気の毒だった。

 テレビでニュースを観ると、明日からの駐車違反検挙について触れていたが「大阪名物駐車違反」という文言が飛び出し、とんでもない駐車をしている実態に改めて驚いた。

 そんな駐車禁止問題からオープンすることになった「シーン2号館」だが、その空間イメージに予想外のお声が。

それは実際に中まで入られた方にしか分からないが、地方では絶対に考えられない式場空間。大阪らしいというルーム利用がユニークと言えるだろうが、内覧で最も多かったのが「上手く出来てる!」とのお言葉。

限られた敷地の中で各ルームの活用が多目的に。ご弔問や会葬に来られた方々が間違いなく「!」ということになるだろう。

 ギリギリで間に合ったオープンだが、まだまだ作業が残っている。広い2階をどうするかが問題だが、ステンドグラスが意外と好評だったことも時流の変化か。

 私は、見守るだけ。ご不幸の中で「少しだけでも不幸でないようなひとときを」。スタッフ達にそんなサービス提供を願っている。

 大切な「方」の大切な「儀式」に大切な「宗教者」を迎える空間、そこには会場空間から儀式空間に「神変」させる大切な「仕事の責務」が与えられている。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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