2019-09-24

初めで最後の  NO 8588

世界中で若い人達が地球環境問題に関珍しい飛行機する訴える行動を起こしていたし、国連での若い女性の訴える発言に心を動かされた人も多いだろう。

台風やハリケーンの威力の変化や、世界中で発生している大規模な山火事の事実も気になるし、北極や南極の氷の溶けている現実も受け止めなければならないし、海面上昇によって国土を失う国家が直面していることもそれこそ地球規模で考えなければならないだろう。

国連での女性の発言に世界の政治家達が自国の利益や経済のことばかり考えているという指摘もあったが、今日の夕方のニュース番組の中で、我が日本がこの問題では悪い国と理解されているという解説があって衝撃を受けた。

韓国との問題も深まって行く一方だし、一部でオリンピックの開催が危ぶまれているという指摘まで出て来ているので気になるが、オリンピック招致の演説で安倍総理が「福島はコントロールされています」という発言が気になったが、その時の「お・も・て・な・し」の発言をされたタレントも小泉大臣と結婚され、環境大臣としてニューヨークで物議を醸す発言をされたことも気になってしまう。

福島原発で生まれる汚染水に関して、我が大阪市長が大阪湾へ放出することを前向きに考えると発言され、大阪湾に沿う和歌山県や兵庫県の漁業関係者が反対を表明していたが、発言する前に納得に達する説得が欠けていたことは否めず、ある程度浄化された汚染水という環境になっていても、誤解を招く発言は行政に携わる立場はするべきではないと伝えたい。

汚染水だけではない、汚染土のことも未解決である。負の遺産として孫や曾孫の代に及ぶことは確かで、この「パンドラの箱」的な問題が何とか科学で解決できないのだろうかと願っている。

台風の被害による停電がやっと解決したようだが、千葉県の行政の対応が悪かったと森田知事が俎上に上がっている。電気がなければ生活が出来ない現実を再認識した人も少なくなかっただろうが、高層のタワーマンションに住む友人が停電して自家発電も止まったら最悪だよと心配していたが、我ら高齢夫婦も2階や3階など上下移動を避け、平面での生活を考えないといけないと思うようになってきた。

ここからは前号で触れた沖縄での考えられないゴルフの体験談である。

スタート時間は午後1時になっており、ホテルで朝食を済ませてから少し近くを観光してからゴルフ場へ行った。宅配で送っていたゴルフバッグも間違いなく届いていることが確認でき、コーヒータイムを過ごしてからスタートして行った。

前の組にはコンペが入っていた。和歌山県のゴルフ場のキャディーさん達のコンペで、スタート時間が20分ほど遅れていた。

ハーフをラウンドしてからクラブハウスに戻り、遅めの昼食を済ませてから後半のスタートだったが、間違いなく上がり3ホールぐらいは夕暮れになると想像し、キャディーマスター室で確認したら「大丈夫です。ホールアウトできますからご安心を」と言われたのでナイター設備でもあるのだろうと思ってスタートとしたが、予想通りに途中の売店で日暮れを迎え、スタッフの女性に「陽が沈んでしまったね」と言うと、「大丈夫です」と返されたので間違いなくナイター設備だと思ったが、何処にも照らしているような光は見えず、真っ暗な中をティーグランドに行ったら、軽のワゴン1台と軽トラック2台の3台のヘッドライトでプレーすることを知ってびっくり。ナイターは何度か体験していたが、地上に平行に照らされる照明でゴルフをするなんて初めてのことで、打球の方向が全く見えないだけではなく、上下の遠近感も困惑するレベルで、まともなショットは絶対に不可能だった。

そんな環境で3ホールをラウンドしてホールアウトをしたが、今までにない疲労感に襲われ、初めで最後の体験として友人夫妻と思い出話をしている。

人間の記憶とは曖昧になってしまうもの。その日の夜の便で帰阪したか次の日の便で戻ったかは憶えておらないが、植物園で紫芋を食べたことを憶えており、それがゴルフの前の観光か次の日の観光かが不明なのである。

飛行機は向かい風と追い風では対地速度が随分と異なってくる。ホノルルを往復したデルタ航空の機内で退屈でナビを見ていたら、マイナス50度という外気温や往路が追い風で時速300キロのプラス。復路はその反対で所要時間が異なることを再認識したが、伊丹から那覇へは2時間15分程度だが、ある時、那覇からの帰路に1時間半で伊丹に到着して驚いたことがあった。機長のアナウンスで「時速350キロのジェット気流に乗りまして早く到着する予定です」と流れた時には九州の上空でびっくりしたが、こんなこともあるのだから知らないことが多い。

今日の写真も珍しい飛行機を。
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