2003-09-23

医療従事者と葬儀社    NO 555

日本ライフ協会のコラム「有為転変」について、2001年1月22日からスタートと書いたが、協会のメンバーたちから「間違っています」とお叱りを受けた。

 2002年1月22日の誤り。ここにお詫び申し上げ、訂正いたします。

 ついでにと書いたら、また叱られるだろうが、今日の「有為転変」601号には、協会の副理事長の言葉が記載されてあり、葬祭業に従事される方には、本当に「必見」なので是非、ご訪問くださいませ。

 副理事長は、随分前から「悲嘆」や「癒し」について研究され、外国まで何度も研鑽に行かれた人物。メンバーたちに、早くから聖路加国際病院の日野原先生のご存在を教えられ、医療に於ける臨終時での研究や、葬祭業のサービス心理学を説かれていた。

 日野原先生は、学生時代に10ヶ月間入院されたことがあり、その時のご体験が今の「癒し」という医療行為につながっておられるとのこと。

  20年以上も前から「音楽療法」も導入され、若い頃には音楽家を目指されたこともあったという日野原先生。92歳を迎えられても現役医師としてご活躍。結 成された「新老人の会」の活動にはカルチャーショックを与えられたが、メンバー一同が心から尊敬申し上げる偉大な先生である。

 さて、今月は、月末までスケジュールがいっぱい。久し振りにやって来た孫の相手も出来ずに残念だが、自身の現在の立場と責務を考えると止むを得ないこと。手帳に記載された事柄を日々に全うしていかなければならない。

 明日は、北海道からの来客があり、長時間の打ち合わせとなるだろうが、次の日から東海の地で行われる大規模な合同社葬。ここに全国から協会のメンバーたちがやって来る。

 施主となるのは、当協会のメンバー。故人と喪主が僧籍を持するところから、仏教行儀に則った厳粛な通夜と葬儀式が行われるが、告別式は無宗教形式による「慈曲葬」。

 そんなところから、現在、プロデューサーや司会者たちが式次第を構築中。

 朝から東京や名古屋から何度も電話があり、最善の「かたち」を追求する打ち合わせが行われている。

 葬儀のプロの葬儀、そこで心残りが発生すれば最悪。それだけはないように進められることを願っているが、会葬者の予測人数が普通じゃない。そこに生まれる物理的な問題に懸念があるが、台風の影が見当たらずホッとしている。

  「ホッと」で思い出したが、我が協会の四国のマドンナ「おかざき葬儀社」さん。彼女が発信されていた「ほっと一息」が先月14日から更新されておらず、み んなが<インターシップで多忙だな>と思っていたら、さにあらず、パソコンが不可思議な「病」に侵され入院中とのこと。パソコンに長けた彼女が手を焼いた というのだから、よほど悪性のウイルスだったのだろう。

 1日も早く回復され、美しい画像と文が見られますよう願っています。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
携帯で下のQRコードをスキャンするか
 または
携帯に下のURLを直接入力します。
URL http://m.hitorigoto.net