2018-01-23

震える寒波  NO 8098

雲仙観光ホテル草津の白根山の噴火には衝撃を受けた。まさかゲレンデの近くで噴火が始まり、噴石がゴンドラを直撃するとは想像もしなかったし、何時何処で何が起きるか分からないことを再認識することになった。

関東に大寒波が。東京都心で23センチの積雪を記録して交通機関が大混乱というニュース映像にびっくりした。

それで思い出したことがあった。1969年3月の初旬に長野県の志賀高原に友人と二人でスキーに行った時のことである。鶴橋駅から夕方の近鉄特急で名古屋に行き、夜行の列車で長野駅に行き、長野電鉄の特急で湯田中からバスで丸池に行ったものだが、雪不足でロープウェイで発哺に変更してホテルに入った。

それまでに何度も利用したことのあるホテルで、いつも玄関前からゲレンデまでソリを装着して行けたものだが、その時は途中に土の地面が見える状態で、春スキーなので仕方がないと思いながらその日を過ごした。

その日の夜から大雪が降り始め、これで明日から楽しめると考えたのが大間違い。ゲレンデに積もった新雪が雪崩になる危険性があるところから滑降禁止になってしまい、ホテルで退屈な時間を過ごすことを強いられたのだが、テレビのニュースにびっくり。東京都心にも大雪で30センチの積雪を記録。大混乱に陥っているというものだった。

それがいつだったかをネットで調べてみたら1969年3月12日のことだったが、次の日からゲレンデで滑られるようになり、知られる七曲りを降りて下ってリフトで上り、午後はロープウェイで東館山に上がって山間部を滑るツアースキーを楽しんだが、志賀高原の雪室は粉雪で転倒しても濡れることがないし、何より滑り易かったことが印象に残っている。

4年前にオーストラリアに行ったが、立ち寄ったパースで再会した女性は学生時代に日本で英会話を教えていた歴史があり、我が家がその内の一つの会場となっていた。

彼女は西オーストラリア州の日本語教育の組織団体のトップに就任していたが、北海道のニセコでスキーをしたいそうで、来日したら一緒に滑ることは出来ないけどニセコで再会しようと約束している。

富良野、ニドム、トマムに行ったことがあるが、雪のシーズンではなく紅葉の時ばかりなので残念な思いもあるが、札幌の雪まつりには何度か行ったことがあり、その内の1回が過日の号で触れた「特急 北斗」の出来事だった。

杖を手にするようになって行きたい所も範囲が限られてしまったが、北海道では偉大な横綱だった「大鵬関」の出身地の近くにある「川湯温泉」もその一つで、大鵬関のお孫さんが新弟子検査を経て入門したニュースに嬉しくなった。

九州の各地に友人の存在があるが、この「独り言」の内容から私の体調を心配してくれ、「温泉に来いよ」と誘われている。

指宿、霧島、人吉、日田、長湯、平山、雲仙、小浜、武雄、嬉野、二日市などが候補になっているが、全部を行程に組むことは難しく、さてどうするかと迷っている。

今日の写真は雲仙温泉で利用した宮崎旅館のすぐ前にある「雲仙観光ホテル」で、クラシックホテルとして有名で、一度は利用したいと思っている。
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