2018-08-31

大阪にも竜巻注意報が  NO 8293

近鉄特急 別称スズメバチ明日は防災の日、昔から「二百十日」と呼ばれていた日でもあり、関東大震災の発生も知られている。

暦に詳しい人物が「立春の日」から数えるそうだが、関東と関西では一日ズレがあると言っていたが今でも意味は分からない。

北陸や東北で豪雨で被害が出ているニュースがあったが、猛烈な台風が太平洋上を発達しながら近づいている。明日には「905hPa」になるという予報に衝撃だが、今後の進路予想に紀伊半島から大阪が中心になっているので恐ろしくなった。

今年は本当に台風が多い。次々に発生するので最悪だが、21号のような猛烈な勢力は避けて欲しいものだ。

さて、7月に佐賀県の武雄温泉に行き、在住する友人の車で嬉野温泉の温泉湯豆腐の老舗に連れて行って貰ったが、途中に高架があるので聞いたら新幹線の工事と知った。

8月30日に嬉野温泉仮駅周辺でレールを敷くイベントが行われているニュースがあったが、武雄温泉と長崎を結ぶ新幹線が数年後に開通するのを歓迎する人が多いと想像する。

鹿児島本線の線路は狭軌なので鳥栖駅から武雄温泉駅までは在来線の特急列車を利用し、過去の九州新幹線の八代駅みたいに「リレー号」となるようだが、博多から長崎まで新幹線で行ける日の訪れが待ち遠しい。

JRは長崎新幹線に関して車輪の幅を変更可能な列車の開発を進めていたが、難しいと判断したようでプロジェクトを縮小させるニュースもあった。

このニュースで残念に思っていたと想像するのが近鉄線で、大阪線、奈良線、京都線が標準軌なのに阿倍野と吉野を結ぶ南大阪線が狭軌になっており、京都から吉野へ行くには樫原神宮駅で乗り換えることが必要で、車輪幅を変更可能な技術開発を歓迎する立場だったからだ。

昔、大阪から名古屋に行く近鉄特急は中川駅で伊勢からやって来る電車に乗り換える不便があったが、それは名古屋線が狭軌で大阪線が標準軌だった事情があった。

それが現在のように直通運転が可能になった歴史背景には、伊勢湾台風という甚大な被害の発生があった。

それこそ「ズタズタ」という状況になり、復興に関して当時の佐伯社長の発想から標準軌に変更させる方針で進み、やがて名阪特急が運転されることになり、東海道新幹線が開通するまで名阪間を利用する人達の利用が多かった。

現在、名阪間は新幹線なら52分、近鉄特急なら2時間となっているが、急がなくてもいい人達には料金的にも歓迎されることから近鉄特急を利用する人も多く、観光特急も登場して人気があるようだ。

近鉄大阪線の途中に新青山トンネルがある。私鉄で5キロレベルの長さは奈良線の生駒トンネルなどを含めて少ないが、現在はJRから独立した地方路線に11キロというトンネルも存在している。

「旧青山トンネル時代に隣接するトンネル内の単線で特急同士が衝突して多くの死傷者が発生し、それを機に複線化された歴史もあるが、この決断をしたのも上述の佐伯勇社長だった。

夕方のニュース番組を観ていたら「洋書文化研究科」という女性が登場し、オムライス発祥の店として知られる大阪の北極星を紹介し、厨房で北橋社長がフライパンを手に解説されていた。

私が大病を患う前に鳴尾のゴルフ場でラウンドしたことがあるので懐かしいが、久し振りに目にしたお姿がお元気そうで安堵した。

今日の写真は近鉄特急だが、そのスタイルイメージが似ているところからスズメバチという呼称もある。
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