2004-09-13

ホテルの部屋から  NO 912


 担当した仕事を終えたが、どうも声にハリがなかった。肺機能の低下と腹筋のダウンが原因のよう。

 この一ヶ月で体重が3キロ減った。お陰でウェストが細くなったみたい。出張での大事を考え、お医者さんに時間外の点滴をお願いした。

 <これで大丈夫>と準備を整え事務所に入る。スタッフが「7、8分で来るそうです」と言ったタクシー、25分経ってもやって来ない。もう一度電話をすると、どうやら無線のやりとりでミスがあったよう。結局35分待たされた。

 空港で搭乗手続きが済みバッグを預ける。やがて嫌いな検査のゲート。ピンポーンと鳴らないように金属類をすべてケースに。今日は珍しく警報音が鳴らなかった。

 <なぜ?>と考えてみるとすぐに分かった。いつもベルトの金属で反応していたが、今日のズボンはベルトレス。ウェストが細くなったので着用していた。

 席は窓側の「1A」。隣の席は女性だった。出発前の機内放送、「雨で16度」と札幌の天候を伝えている。出発時の大阪の気温は30度ぐらい。涼しいのは歓迎だが寒いのは大変。風邪の症状がぶり返すことを心配する。

 飛行中、機長のアナウンスに恐怖感。高度を下げ始める秋田上空から揺れるとのこと。その頃「あられ」の詰め合わせが配られた。

 朝と夕方からの搭乗は、いつも軽食が出てくるが、夕方前はこれだけ。ちょっと損した心境も。

 離陸から着陸まで1時間30分。伊丹、札幌は大空港。どちらもアプローチランディングが長い。そのために1時間50分を要している。

 確かに高度を下げ始めると揺れ出したが、想像以上に軽度。やっと雲から出たと思ったら着陸だった。

 地下の駅からJR快速エアポ-トに乗車。この列車、札幌から先は旭川行きの特急「スーパー・アロー」になる。

 陽が沈んだ頃、札幌駅に到着。もう雨は上がっており、タクシーでホテルへ。

 食事をしながら15人で打ち合わせ。ふと時計を見ると10時を回っており、そこで部屋に戻って打ち込みを始め、途中で温泉という大浴場に。

 このホテルは人気が高い。ホテルなのに浴衣姿の行動が自由。そのまま大浴場、レストラン、フロントだってOK。それだけリラックスがプラスとなる。

 数人が「すすきの」の街に出掛けたみたい。きっと午前様で帰るだろうが、私は本番のためにお休みなさい。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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