2004-03-23

ケ・セラ・セラ   NO 740

高知競馬で「ハルウララ」が大人気、ついには天才と名高い「武豊ジョッキー」騎乗となったが10着となり、その人気は少なくとも「なつうらら」まで続きそう。

 一ヶ月ほど前、日本トータライフ協会のメンバー専用掲示板に面白い書き込みがあった。

  発信したのは熊本県荒尾市「株式会社 落合葬儀社」の後継者。自社のHPで「もっこす瓦版」を書いている若者。落合葬儀社は、3箇所の独立した葬祭式場を 有しているが、最も大きな第一斎場のすぐ近くに荒尾競馬場があり、開催日には式場駐車場に会葬者以外の車が入り困っているそう。

 この荒尾競馬で話題になっている馬の存在がある。ハルウララとは全く逆に連勝を続けているそうで、その名前がユニーク。書き込みを見て思わず苦笑した。

 ラテンの名曲で有名な「キサス・キサス・キサス」が馬名。この馬、中央競馬からリストラされた気の毒な歴史があるが、雲仙普賢岳の見える有明の海に力付けられたのか豹変し、24連勝中ということだった。

 キサス・キサス・キサスはスペイン語、切ない乙女心を歌った曲として知られているが、その意味は「たぶん」であり、「たぶん」から「きっと」という確証の道を邁進してもらいたいと願っている。

 そんなことを考えていると、この曲が流行していた頃のもう一曲を思い出した。ペギー・葉山さんがよく歌われていた「ケ・セラ・セラ」。

 その意味は余りにも有名な「なるがまま」、「なるようになるさ」という気楽なタイトルだが、先日、NHKのテレビ番組で「落ち込んだ時」歌う歌の第一位として紹介されていた。

 さて、この「独り言」をご笑覧くださった方からのメールが増えてきた。ホテル関係者の方や旅館の方も多く、「ホテルのことをもっと」「出来たら旅館のことを」というご注文も頂戴している。

 私は、葬儀屋。どうしても葬儀や死について書くことが多くなり申し訳ないが、時折にそんなテーマをと考え、今日は、ちょっとだけ旅館のことを。

  京都「湯の花温泉」で人気の旅館、噂を耳にして宿泊したが、フロント横でウェルカムティとシャーベットを頂いていると、手荷物を先に仲居さんが部屋に運ん でいたが、このサービスに不安を感じる人もいると思う。やはり手荷物は、お客さんと共に動くべき。こんなところに意外な隙間があるだろう。

 また、北陸の山中温泉でナンバーワンと言われる高級旅館、部屋の鍵は中からしか掛けられず、大浴場に行く際に不安だった。

 「当旅館には、おかしなお客様は来られません」という誇りのように伝わったが、やはり不安はサービスのレベルダウン。外から掛けられる鍵も必要だとの思いを味わった。

 それから、車で出掛けたあちこちの旅館。「お車、当方で駐車場に」と言われて安心していたら、「この車、とても運転できそうにないので」と言われたことが十数回あった。

  左ハンドルでサイドブレーキの解除システムが不思議なシステム。5メートル70センチの車体、運転席に座ったらボンネットの長さにびっくりされる。それ は、新車で納入されてきた時に私も体験したこと。そんな被害者を出したくないが、『当方で』と言われたら託すのもマナーかも。最近は、すぐに部屋に入ら ず、ロビーでしばらく時間を過ごすことにしている。
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