2004-03-15
旅館にて NO 732
時間を空け、東京から茨城県のつくば市に行ってきた。久し振りに見た筑波山は霞んでいたが、バスのターミナルがある「つくばセンター」は大賑わい。筑波大学への入学や各研究所の人事異動の影響からか、東京駅を結ぶバスに長蛇の列。
首都高速から常磐道を経由する約1時間の行程だが、10分毎に発車するバスがすべて満席。上野駅から土浦まで特急「フレッシュひたち」を利用するべきだったかと思ったが、高速道路で目立った渋滞がなくて予定通りに着いた。
この路線にとんでもないバスが走っている。偶然に往復とも乗り合わせることになったが、2階建て全長15メートルというロングボディー、定員86名という代物。首都高速の入り口制限の問題があり、通常のバスとは異なる経由なのでびっくり。
たまたま前の席になり、運転手さんの運転振りが丸見え。どうもこのバスの仕様に慣れておられないようで、ストップする度にスイッチを確かめている。
つくばセンターを出発して5分ぐらいすると、2階のお客さんが降りてきて「エアコンが利いていないようです。2階は蒸し風呂状態です」と言われ、バス停で停車した際にあちこちのボタンを押されていた。
さて、帰路夕刻に東京駅に着いたが、どうもお疲れモードに腰痛。そこでリフレッシュに温泉に立ち寄ることに。何処がいいか?と考えたが、やはり新幹線の駅から近いのが有り難い。そこで熱海の旅館に予約を入れる。
湯の町で名高い熱海、今は昔の隆盛からは程遠くなってしまっている。しかし、こじんまりとした旅館らしいところは隠れた人気。20件ぐらいの旅館に宿泊した体験があるが、その内の7件が閉鎖され、そのすべてが大型ホテル型。
今回お願いしたのは3年前に大変お世話になった旅館。旅館で待ち合わせをした二人が2時間も遅れ、食事に関して板前さん達に多大な迷惑を掛けた思い出がある。
その時、「お気遣いなく」と対応くださったのが嬉しかった。
部屋から熱海の夜景が一望出来る。私が初めて熱海に泊まったのは40年前だった。その時代を思い出しながら感慨に耽る。
「のぞみ」が増発されてから熱海は不便になった。1時間に1本の「こだま」はあるが、「ひかり」の本数は3本だけ。その時間帯も観光客以外には歓迎されないもの。このあたりに熱海の泣き所があるみたい。
山が迫り急斜面にある熱海駅。追い越し線路がないところから「こだま」以外の停車が難しいのだろうが、便利になれば何処かが不便になるのも世の常。
明日に帰阪して仕事に精を出すが、今日の結びにお知らせを。
弊社が加盟する日本トータライフ協会だが、岐阜県の株式会社「市川葬典」さんのHPがリニューアル。そこで社長がコラム「いち期いち会」を始められた。ご興味があれば、弊社HP内「リンク」ページからどうぞ。
その市川葬典さんのHPだが、安心のブランドのページに私の挨拶がある。また、羞恥の世界が増えたことになった。