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2005-10-05

有り難いこと  NO 1292


 仕事の状況報告を聞き、続いてコンサートについて企画室からの提案を聞いた。

 そんな中、驚いたのがホール使用の申し込みの多さ、総会、研修会、講演、発表会など種々様々。その大半がこれまでに区民ホールをご利用されてきていた事情があった。

 区民ホールでは平等性ということから抽選が行われている。土曜、日曜となれば何組も申し込みが重なり、当選確率が著しく低いそう。そこでグループでダミーを何人も抽選に参加させる行動も常識らしい。そんな背景から弊社の利用が増えてきている。

 先月に総会を開催された団体の事務局の方がご来社、来月の予約を依頼されたが「ここ、便利。参加者から好評だったから」と嬉しい言葉。その時に司会を担当されていた方からも「音響が最高」との推薦があったそう。

 一方で「秘書サービス」のメンバー登録をされた方々のご来社も増えた。幼稚園や学校の保護者の方々が作られている壁新聞制作のお手伝いもあるし、飲食店のメニューのデザイン一新というご依頼も多い。

 数日前、メンバーの方が「無理なお願いですけど」と一人の方を伴われた。対応したスタッフによると、その方は半月ほど前にご主人を亡くされ他社で葬儀をされていた。

 弊社が通夜や葬儀で放映申し上げる追憶ビデオがなかったとのこと。過日のチャリティ・コンサートのオープニングで放映した歌手のプロモーションビデオをご覧になり、その制作が弊社と知られて相談に来られたという。

「満中陰までに間に合いますか?」と心配されたそうだが、2時間で音声まで吹き込み完成ですと申し上げたら驚嘆されたそう。

 スタッフに仕事が増えるが、これも「癒し」や「慰め」につながる大切な仕事。お越しくださったメンバーさんに心から感謝を申し上げ、次の日に写真ブックをご持参いただき抜粋を始めたが、そこで拝聴する思い出話の時間が何より「不幸でない」ひとときとなる。

 今日届いた宅配便、その中に御礼と書かれた恵贈品と共に手紙が入っていた。相手様は2ヶ月ほど前に担当申し上げたお客様。内容はスタッフ達が何より喜ぶサンキュー・レター。拝読して涙ぐむスタッフもあり、手を合わせながら嬉しく思った。

スタッフに「御礼の手紙を頂戴できる葬儀社になろう」と常々言ってきた歴史があるが、また弊社の誇りが増えたことが何より喜ばしく、そこで波及するスタッフの意識アップに期待する。

 明日は出張の日、同行する人達を会社に迎え、それから出発する。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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