2005-10-30
プロ達の結集 NO 1316
号外にあったように、ブログの世界が想像以上に拡がっている。「出たとこ勝@負ログ」さんの過去ログに記載されていたが、世界中で「一秒に一人」という状況でブログ発信者が増えているそうだ。
それにしても「出たとこ勝@負ログ」さんの情報アンテナの高さには驚かされるばかりで、ご自身でサーバーまで立ち上げられている凄さを改めて感じ、情報を教えてくださった御礼のメールを返信申し上げた。
ブログ「葬儀の勉強」の管理人さんが、講師をつとめた私の会社名に驚かれたようだが、この独り言の過去ログに書いたように社名変更の背景には特別な思いがあったから。
誰もが「奇跡」と言われた交通事故からの生還、そこで「生かされた」ことを実感し、葬儀の仕事を天職として考えるようになった経緯もあるが、大切な人生の終焉儀式を「次の方、ご案内」という形式で送ることに強い抵抗感を抱いたから。
この世に生まれ、自身がどのように送られたいかを真剣に考えた時、そうあるべきだと結論に至ったのは家族と共に考えて進める「手づくり」葬儀。それが葬儀 の終わった後に押し寄せてくる悲嘆の軽減にもつながることを知り、物理的限界を感じて決断したのが「お客様減らし」だった。
サービス提 供の基本として欠かせない人材の育成に対し、素晴らしいスタッフは会社の「人<財>」と考えて取り組み、ビジネス路線から完全に離れたお陰で様々なオリジ ナルサービスを発想することが出来たが、その集大成が弊社のヒューマンライフギャラリー・シーンということになるだろう。
20世紀の社会は、自身や自社に利益を生じさせる発想が通用していたが、当時から21世紀という次世代のことを考えていた私、今世紀は社会の「歓迎」と「賛同」を頂戴できるサービス提供がキーワードだと断言したい。
これらの発想は「かたち」となり、日本トータライフ協会のメンバー各社や久世塾の塾生達の行動実践により確かな答えが得られており、間違いなく社会に拡がってきている。
ホテル葬で培ってきた貴重な体験、そして全国研修会を通してメンバー達と論議を重ねて結論に至った「無宗教形式」のありかたなど、その独自性が実践を通じて参列者の賛同と歓迎の事実に至った。
最近、出張と仕事が重なることが多くなって困っているが、スタッフに任せられるようになってきたことが有り難いこと。
今、協会の集会が予定され、弊社のホール空間で行う日程調整が進んでいる。北海道から九州まで全国に点在する葬儀のプロ達が来社するが、迎える側の体勢を整えることも大変だ。
十数時間連続で話し合うことがいつものこと、会合、会食、二次会は、葬儀の話題ばかりの勉強会。その中身は葬祭心理学から悲嘆のケアとなるカウンセリング までグローバル。また新しい情報が集約されるだろうし、各社が発想されたオリジナルサービスの情報交換が何より有意義。
仕事が落ち着いたら歓迎の「かたち」をスタッフ達と共に考えたいと思っている。