2018-08-04
暑さで倒れそうに NO 8272
開院15分前に行ったら、もう5人の患者さんがおられた。一人4分としても20分は待たされる。体調が悪い時の待ち時間は辛いものである。
名前が呼ばれて診察室に入る。微熱があるのに体温計に表示されない。医院の体温計には私の身体が反応しないのだろうかと疑問を感じる。
血圧測定や心音チェックなどが済むと痛みを伴う処置を受けたが、死を迎えるまで2週間毎に受けなければ生きられないのだから仕方がない。
何度も入院しても生かされているし、目が不自由になりつつあっても杖を手に移動することも出来るので手を合わせなければならないし、味覚があることはこの世に在住する中で有り難くて嬉しいことだろう。
私は昭和22年生まれだが、今日のNHKで昭和23年6月28日の夕方に発生した福井大地震の記録映像に衝撃を受けた。3000人以上の犠牲者が出た事実もびっくりだが、百貨店のビルが崩壊している映像は信じられない世界だった。
NHKの特集で広島の原子爆弾に触れていたが、小倉、新潟、京都なども対象になっていた事実に驚くことになった。
地震、台風、火山噴火、豪雨などの自然災害があるのに戦争のために新兵器を開発するなんて愚かな人間社会の骨頂だろう。広島と長崎の悲しい日を前に手を合わせよう。
ここからは「幸せ列車」の「10年前の独り言」を転載する。
ミスキャストのキャスター? NO 2244 2008-07-08
喫茶店での常連さんとの会話だが、6日の日曜日にゴルフに行かれたそう。月例競技に参加したみたいで、ホームコースは京都の亀岡に在していた。
「こんなこと初めてだ!」と語っていたのは往復に走行する近畿自動車道の交通量で、いつも渋滞していたのにスムーズに流れたと驚いていた。
そこから始まった常連さん達の談議に「サミットの影響?」なんて発言もあったが、誰もが納得に至ったのは高騰しているガソリン問題だった。
1リットル180数円とは想像もしなかった価格、メキシコとの国境に近いアメリカでもわざわざ給油のためにメキシコに入国するというケースが増えているそうだが、ガソリン価格の何割かを国家が負担しているメキシコならではの事情があるからだろう。
NHKのBS放送で、ずっと地球環境問題のシミュレーションを採り上げているが、50年後、100年後の環境は想像を絶するもの。洞爺湖サミットに参加している人達全員に認識して欲しい問題である。
そんなサミットの状況を伝える夜のニュース、現場に居るキャスターや担当アナウンサーの笑顔に腹立たしい思い。もっと危機感を抱いて真剣な表情をするべきだろうと猛省を促したいところだ。
原油高騰、食糧問題、環境問題がテーマのようだが、貧困と病気という問題を加えて行われている今回の会議、そこにテロの背景に存在している宗教問題にも触れて欲しいと願っている。身体に爆発物を巻いて無差別に他人を殺傷する自爆テロの現実を踏まえ、宗教が間違いなく人格を変えるという現実を掘り下げて考えたいもの。
「家族がみんな幸せになれる。あなたは天国に生まれ変わることが出来る。そこにはあなたが成し遂げた聖戦行為を称える70人の若い女性が待っている」なんてハーレムの王様のような待遇を語るペテン師レベルの言葉に踊らされる愚かな実態。それによって生じる悲劇がどんなものかを現実に戻って考えて欲しいではないか。
悪い宗教者はペテン師と同じ。ペテン師に甘い話と強迫は付きもの。巻き込まれて被害者と加害者の両方になってしまった人達が山ほどいるが、それにしても過去の事件から学べることは、人とは簡単に洗脳されてしまうということである。
人間とは弱い者。それを説いた信仰に手を合わせる姿は美しいものだが、そこに感謝の本義がなければおかしなもの。目前や現世利益を願うものは本物ではない。自身の精進と自身以外の人達の幸せを願うからこそ美しいのである。
今日の写真は過去の福井大地震の写真から。北陸本線の九頭竜川の橋梁である。