2004-08-12
お盆は大変? NO 880
丑三つ時に頂戴したご訃報の電話、病院へお迎えに参上した女性スタッフが帰社したのは朝方だった。
少し風邪気味の彼女だが、いつも睡眠不足の様子なので心配している。
故人は、地域に多大な尽力を残された方。弔辞があり、多くの参列者が予想され、1時間半の葬儀と決定されたが、何よりこの残暑の厳しさが問題だ。
社会はお盆の真っ最中。ご親戚の方や会社関係の連絡が取れないうえに、お寺さんのスケジュール調整のご苦労も。
広大な墓地内にある火葬場、お墓参りの車の渋滞も予想され、お盆の時期の葬儀は毎年大変な苦悩もある。
弊社のスタッフの一部も里帰り。取引先の一部がお盆休みになっているところもあり、様々なキャスティングにも弊害が。
そんな中、多くのお客様の事前相談を承っている。最近、何故か不思議とこれらが多いが、個性化と多様化を求められることで共通され、それこそ百人百様の葬送形式のプロデュースが必要となっている。
スタッフそれぞれが担当してきたお客様のことを熱く語ってくれるが、限られた時間の中でご満足をと模索すると、結論に達するのはお帰りになる参列者の後ろ姿。その方々に何を与えることが出来たのか?
思い出を形見に。尊い命の伝達が。このふたつが外せないキーワード。無宗教形式なら司会から司式への意識転換。そんなことを考えると、プロデュースを担当する私自身がマイクを握ることになってしまう。
今日、関係する「葬儀司会教育協会」の代表がやってきた。葬儀の司会の重要性がいよいよ認識されてきたようで、私が監修した葬儀司会の虎の巻教本「温故知新」の問い合わせが多いとのこと。
そこでホームページをリニューアルし、今日から新しく発信したと聞き、早速確認してみたが誰が見ても手作りの世界。<これでは?>との思いを抱き、イメージ画像については弊社のスタッフに制作を任せることを提案したので、今月中には改訂されるだろうと思っている。
ご興味のある方は、上記タイトルの横にある<HOME>からお進みいただき、ご笑覧を。